実用書から得た知識を日常に活かす方法 - 読書の力を引き出すテクニック
実用書を読んだ後、「よし!明日から実践だ!」と意気込むものの、いつの間にか日常に戻ってしまい、せっかくの学びが活かせなかった…なんて経験、ありませんか?
私は、以前はまさにその典型でした。
ビジネス書や実用書を読むのは好きなのですが、読んだ内容をなかなか行動に移せず、モヤモヤする日々を送っていました。
今回は、私が実際に効果を実感している、読書の力を最大限に引き出す「3つのテクニック」をご紹介します。
テクニック1:目的を明確化!「自分ごと」にするための読書術
実用書を読む前に、必ず 「この本を読む目的」 を明確にしましょう。
「漠然と成長したい」「何かを変えたい」ではなく、「コミュニケーション能力を高めて人間関係を円滑にしたい」「時間管理術を身につけて、仕事もプライベートも充実させたい」など、具体的であればあるほど、情報が頭に入りやすくなるからです。
ポイントは本を読む前に「今現在の知識」、「学びたい知識」をノートやスマホのメモに書き出しておくこと。そして、読んだあとは「学んだ知識」を書き出して頭の中を整理します。
また、本を読みながら「これは今の自分に必要な情報だ!」と感じたら、迷わず付箋を貼り、後でじっくりと見返せるようにしておきましょう。私はKindleで読むことが多いので、ハイライト機能を利用してマーカーを引いています。
テクニック2:五感を刺激する!記憶に残すためのアウトプット術
本を読み終えたら、必ずアウトプットをしましょう。
私がおすすめするのは、 「五感を意識したアウトプット」です。
例えば、「時間管理術」に関する本を読んだら、実際に新しいスケジュール帳を購入し、本で学んだ時間管理術を実践してみましょう。
視覚、触覚を刺激することで、記憶に残りやすくなるだけでなく、行動に移しやすくなります。
その他にも、以下のようなアウトプット方法があります。
学んだ内容を家族や友人に話す: 話すことで、理解が深まり、記憶に残りやすくなる。
ブログやSNSで発信する: 文章化することで、思考が整理され、新たな気づきが得られる。私の場合、noteでは本の内容紹介、Xでは心に響いた言葉、Instagramでは本のおすすめポイントを発信しています。
テクニック3:習慣化が鍵!継続するための工夫
せっかく効果的な読書術やアウトプット術を身につけても、継続できなければ意味がありません。
そこで、私が実践しているのは、 「習慣化」 のための工夫です。
毎日の読書時間を固定する: 1日15分でも良いので、習慣化することが大切です。私は仕事の昼休憩や休日の朝に読む習慣をつけています。
読書のトリガーとなる行動を決める:「AをしたらBをする」というif-thenプランニングと呼ばれる手法を使います。例えば、「コーヒーを飲んだら読書をする」といったように、日々の行動習慣に組み込みます。
読書記録をつける: 読書の記録をSNSやブログで共有することで、モチベーションを維持。
今回ご紹介したテクニックを参考に、ぜひ「行動する読書」を実践してみてください。
小さな一歩の積み重ねが、複利の力のように、やがて大きな変化を生み出すはずです。
習慣化のおすすめ本
複利で伸びる1つの習慣 ジェームズ・クリアー著
毎日の小さな変化が、やがて大きな成果を生み出す。
『複利で伸びる1つの習慣』は、習慣のメカニズムを、科学的根拠に基づきながら分かりやすく解説し、誰でも実践可能な「習慣化」のためのテクニックを具体的に提示してくれる一冊です。
本書の内容を理解すれば、目標達成を阻む悪習慣を断ち切り、人生を豊かにする良い習慣を身につけることができるでしょう。
ダイエット、仕事、勉強、人間関係…etc.
どんな目標にも有効な、習慣化の成功法則を、ぜひ本書で学んでみませんか?
超習慣術 メンタリストDaiGo著
「人生を変えたいけど、三日坊主で終わってしまう…」
そんな悩みを抱えているあなたにおすすめなのが、『超習慣術』です。
本書では、習慣化を妨げる原因を科学的に分析し、誰でも簡単に習慣を身につけるための具体的な方法を紹介しています。
特に、私が効果を実感したのは「if-thenプランニング」です。
「もし○○したら、△△する」というように、行動のきっかけと具体的な行動を結びつけることで、習慣化を劇的に促進することができます。
本書を読めば、あなたも無理なく、自然と「なりたい自分」に近づけるはずです。