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「その旅先で感じた色」

    • 「その旅先で学んだ人生」

      たしか気持ちのいい季節の、気分のいい週末の朝。有名な画家の展覧会とやらで京都の美術館へ。私はこの岡崎エリアが大好き。平安時代の都大路の名残りだろうか。時空のスケール感を取っ払った、広っくて長っい道が縦横に走っている。世界屈指の文化都市として千年君臨しつづける風格がたまらない。 これぞ京散歩を堪能しながら出てきた東大路で、ある看板が目に入った。「餃子王」。いやいや京都には餃子の王将あるよ。本格中華のこだわり餃子店もいっぱいあるよ。でも言っちゃったね「餃子王」って。たぶん暖簾を

      • 「その旅先で見えた希望」

        やっと取れた連休。近場でありながら、圧倒的な非日常に浸りたい。ネットリサーチしていると、目に飛び込んできた「オレンジ色の人の波」。ラオスのルアンパバーンなる町で行われる朝の托鉢だとか。よし、今回の旅の目的地決定。 タイで小型機に乗り換える。これが揺れる。古ぼけた機体と、まばらな乗客が恐怖感をプラスする。窓からのぞくと一面の緑、茶色く走るひび割れは峡谷か。これは聞きしにまさる秘境ぶり、不安と期待が胸をよぎる中、無事着陸。 意外とホテルは高級リゾート感あり。庭には色鮮やかなブ

        • 「その旅先で知った言葉」

          まだステイホームの前、知多半島の港町に出かける機会があった。ちょっとした仕事と、ゆっくりした観光と、その流れで地元漁業関係の人たちと昼食をいただいた。 細長い半島で、穏やかな浅瀬が目の前に広がるここは、イタリアになぞらえて「チタリア」の呼び名あり。港で水揚げされたばかりのピカピカ光るシーフードをたらふくご馳走になった。 本物の「海の男」たちと話す貴重な機会。あれやこれやと好奇心のままに質問していく。アナゴは目の周りが白いから「メジロ」が地元の通称だという薀蓄から、市場の誰

        「その旅先で感じた色」

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