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Webライターが稼ぎたいなら今すぐやめるべき悪習5選

人の習慣には良い習慣悪い習慣があります。

良い習慣とは貯金や節約、運動のように、将来になってその人に良い恩恵をもたらしてくれるものです。

逆に悪い習慣とは衝動買いやギャンブルのように、将来的にその人を破滅へと追いやるもの。

1日だけではそこまで大きな差はありませんが、1年、3年、5年と長期に続けるほど、悪習はその人の人生さえ狂わせてしまうのです。

Webライターの場合にも同じことが言えます。

稼げるライターは、きちんと稼ぐための習慣を身につけています。

稼げないライターは、無自覚のうちに稼げない習慣を身につけ、日々実行しているのです。それは遠くない将来、破滅へと追いやるものかもしれません。

あなたは次のような習慣を身につけていませんか?

ぜひチェックしてみてください。

1 仕事の連絡をいつまでも待っている

「今月クライアントさんからお仕事の連絡がまだ来ない」
「こっちから連絡を入れていいか悩むなぁ」

こんな状況、ライターなら誰でも1度は経験したことがあるでしょう。

しかし、このときの対処法が「稼げるライター」と「稼げないライター」の明暗を分けます。

稼げるライターは速攻でクライアントに連絡を入れるか、別のお仕事を探します。

一方、稼げないライターは来るか来ないかもわからないクライアントからの連絡を、不安に思いながら待ってしまう人が多い。

しかも、作業時間を確保しようと、他の仕事も入れずに待機状態で。

稼げないライターが不安に思いながらもクライアントからの連絡を待っている時間に、稼げるライターはすでにクライアントと連絡が取れているか、もう別のお仕事に着手し始めているんです。

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こうした「連絡待ちで何もしていない時間」が月に3日ほどあるとします。それが1年も続けば……なんと、30日以上も稼働していない時間があることに。

こんな状態では「稼ごう」と思っても難しいですね。

2 自分が書けそうなジャンルでしか仕事を探さない

美容にダイエット、節約術、音楽や映画、ファッションなどなど……

クラウドソーシングで案件を探す時、自分が書けそうなジャンルの仕事があるから応募してみよう……そんな人もいるんじゃないでしょうか。

「得意なジャンルからお仕事を始めてみる」というのは、たしかに有効な方法ではあります。

しかし、稼ぐとなったら話は別です。

なぜならそうした「多くの人が体験しているジャンル」というのは、書きたいライターが溢れかえっているから。

倍率が高いし、仕事が安い。

そんな状態で「稼ごう」と思ってもかなり難しいです。

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自分の得意な領域で仕事を請ける。それ自体はとてもいいことです。

でも、稼げるライターになるなら別のジャンルに挑戦してみることも考えましょう。いま稼げていないなら、なおさらです。

3 時給を把握していない

貧乏な人ほど「自分の財布の中身を把握していない」と言われています。家計簿をつけておらず毎月の収支を把握していない、衝動買いする人はクレカの使った金額を把握していない、といったことを日常的に行っています。

ではライターの場合はどうでしょうか。

報酬は請求書を見ればわかりますし、クラウドソージングであれば簡単に確認することができるので、一見すると把握した気になっている人が多い。

「今月は〇万円稼げた」なんてツイートはよく見かけますよね。

大切なのは、その「〇〇円を稼ぐ」ために何時間かかったのかを、把握しておくことです。

わかりやすく言えば、時給です。

例えば、文字単価0.5円で3000文字の記事を引き受けたとして、この仕事に5時間かけたとしたら「3000×0.5÷5」で、時給換算すると300円です。

時給300円の仕事をしていたら稼げないのは当たり前ですよね。

稼げるライターは、仕事を請けるときに「この仕事は割がいいかどうか」を考えます。この「割がいいか」というのは、「労働時間に対し報酬が見合っているか」ということ。

もちろん、書籍などであれば将来的に印税などが入ってきますし、メディアとの関係を継続するために割に合わない仕事を請けたりすることもあります。そうした場合でも「労働時間と対価が見合うかどうか」をきっちり計算するのが、稼げるライターです。

逆に稼げないライターは、割に合わない悪条件のお仕事を継続していたり、応募したりしています。

「世界の富豪・ビルゲイツの場合は道に落ちている$100札を拾わない方がいい。なぜなら1秒で100ドル以上稼ぐ彼の場合、その行動は赤字になってしまう」なんてジョークが言われるほど。

特にフリーランスの場合、自分の仕事が時間換算するといくらにいなるかは、把握しておかなければなりません。

4 スキマ時間に何をするか決めていない

どんなに稼げるライターになっても、空き時間はあります。クライアントの返信を待っている時間、次の締め切りまで余裕がある場合などです。

モンデリーズ・ジャパン株式会社「すきま時間に関する調査」によれば

1日のうちのスキマ時間は、平均 72.7分ほどだそうです。

1年に換算すれば、400時間を超えます。

わずか5分~10分程度のスキマ時間を有効に使うことが、その人にとってどれだけプラスになるか。

もうおわかりですよね。

ちょっとしたメールの確認でもいいですし、机の周りの整理整頓でもいいでしょう。簡単にできる家事でも問題ありません。

ぼーっとして過ごしたり、youtube、SNSを見てつい時間を潰してしまうよりも、何をするのかを決めて有効的に活用すれば、全然違った1日になるのではないでしょうか。

5 楽して稼ぐ方法を探している

文字を書くだけなので誰でもできる
専門の機材など不要で始めやすい

そんなことが書かれている本はたくさんあります。「半年で月収〇〇万円達成できた」「カフェで優雅にコーヒーを飲みながら仕事ができる」などなど、そんな情報を発信しているライターやインフルエンサーもいますよね。

しかし、一定期間ライターとして活動している人は、ある事実に気づきます。


稼ぐのは楽ではない


ということです。

1カ月に1万円から5万円ぐらいを稼ぐのであれば、それほど難しくはありません。……が、ライター1本で食べていけるほどの収入を得ようとすると、途端に難易度が跳ね上がります。

「稼ぐのは楽ではない」それに気づいた稼げるライターは、資格取得を目指したり、単価の高いクライアントに営業をかけたりといった、稼ぐための活動を開始するのです。

一方、稼げないライターは何をするのか。

継続して「楽して稼ぐ方法」を探すのです。

「半年で月収〇〇円達成する方法」などの本を読んだり、

株やアフィリエイトを知識のないまま始めてみたり、

稼いでいるというインフルエンサーやブロガーのSNSを眺めていたりと、

とにかく「楽して稼ぐ道」を探しがち。

そして半年ほど経つと、稼ぐ活動をきちんとしていたライターは、取得した資格や技術を持って、クライアントとの関係性を構築した状態で仕事をするのです。

一方「楽して稼ぐ道」を探していたライターの手元には、お仕事につながるような武器は何もありません。

「稼ぐのは楽な仕事」はたしかに、世の中にはあります。親の経営基盤を引き継いだ会社や、相続した資産価値の運用です。

しかしライターの場合、事業を自分が興すところから始めなければならず、「稼ぐまでの軌道に乗せる」ことは決して楽ではありません。

「楽して稼ぐ」というありもしない幻想を探して、いつまでも「稼げない自分」から脱却できず、苦しむことになります。

稼げない習慣を今すぐやめること

元プロ野球の野村監督の座右の銘

「負けに不思議の負けなし 勝ちに不思議の勝ちあり」

これは、ライターにも言えることです。たまたま運が良くてお仕事につながることもありますが、「運が悪くて稼げない」というのはほとんどありません。

たいてい、何かしらの要因があって稼げていないのです。

稼ぐためにも、まずは自分の習慣を見直すところから始めてみましょう。


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