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聖なる真夜中に送る、12月の紹介記事

こんばんわ、サンタさんです。
嘘です、キリイチです。

サンタはいつも聖なる真夜中にやってくる。
だからこそ、私もささやかなクリスマスプレゼントということで、こっそり真夜中に記事を上げさせていただきます。

ちなみに今回はクリスマスにちなんだ記事を紹介させて頂きます!

①ゼロの紙さん『クリスマスの夜空を、舞うことばたち。』

雪と紙。
それらを掛け合わせた、クリスマスの描写が非常に素敵です。
想いを馳せるという意味では、クリスマスは皆に与えられた平等なのかもしれません。
愛する誰か、失った誰かへの思いを綴って、紙飛行機にして月まで飛ばせる特別な日であることを気づかせてくれた作品でした。

②うみゆりぃさん『サンタクロースの願い事』

いつか誰しもが、誰かのサンタになる。
子供の頃は、「プレゼント」が欲しいと無理なお願いばかりして困らせていた。
そんな私も少し成長していって、サンタさんになっていく。
結局、サンタが本当にくれたものは「物」ではなく「時間」であること。
あなたのことを思ったプレゼントを考える時間。
開けた時どういう顔をするんだろうと思う時間。
サンタは有限であるからこそ、無限の幸せへの祈りを捧げることが、何よりも大切なんだと思わせてくれた作品でした。

③書家・彩雪さん『メリクリ BoA』

これだけ綺麗な字で書かれると、全然違う作品に見えてしまう。
斬新さとアイデアに満点。
みなさんも一度は目を通した方が絶対に良い書道作品。

④旅野そよかぜさん『クリスマス・イヴのデート』

高校生の美羽と拓海。
お互いお金がない中で、イルミネーションの輝く街を歩きながら、来年の予定を言い合い、最後に礼拝堂へと向かった。
私たちは大人になるにつれ、やれ高い料理だ、高いプレゼントだのと、クリスマスを品定めするようになってきている。
寒空の下で、暖かいカフェオレ缶を握りながら、クリスマスの香りを嗅いでたあの頃を思い出す作品でした。
目先の欲ではなく、雰囲気を楽しめる大人になりたいですね。

⑤笠原メイ×千代さん『三つ編みのアミとクリスマス』

5歳になるアミが、クリスマスのわがままで飛び出し、森の中で彷徨ってしまう中で、母への愛情に気づいていくお話。
私も3歳の娘がいるので、娘がどういう風に考えて成長していくんだろうなと親目線で読んでしまいました。
わがままだからこそ、子どもなのかもしれませんが、それを受け止められる親でいたいですね。
絵柄もクリスマスとマッチした柔らかいタッチであり、是非とも書籍でほしいぐらいのクオリティです!
皆さん読んでくださいね!

⑥静 霧一『今日もサンタは髭を剃る』

クリスマスには、町中はサンタで溢れている。
それでも、髭がないのは、クリスマスの魔法で消えているだけ。
サンタはサンタでいるために、髭を剃る。
それは子どもの幸せを願い、戦場へと向かう父親としての隠すべき髭なのだ。
父親目線で書いた作品です。是非とも読んでくださいね!

おわりに

クリスマスの作品を紹介させて頂きました!
クリスマス一つとっても、皆思うことはバラバラで、それが多種多様な作品を生んでいることに感激しました。
noteのタイムラインがクリスマス一色になっているのは、少しばかり幸せな気分になりますね。

さて、私はこれから赤い服を着て、妻と娘の枕もとにプレゼントを置いてきますので、今日はここまで。
それじゃ来月また会いましょう!

静 霧一

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