少女の聖域|DAY 3
「少女」で在るには格好良さも必要です。
守られる存在ではなく、守る存在としての少女。
規範や定義を押し付けて小さな枠に囲い込もうとする外圧に抗い、世界と対峙すること。
そんな戦う「少女」たちのための秘密倶楽部を、ruffが聖域の中に創造してくれました。
一角獣が守るその場所へは、あなたの中の不在の少女が案内してくれます。
まだ少女でいることに迷っているのならば、白玉ゆりの「少女」のように、三つ編みをほどいてみますか。
髪が長くても短くても、前髪が切りそろえられていなくても、「少女」は戦うあなたの中に存在します。
.....Kayoko Takayanagi
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菫色オーガンジーのカーテンに透ける、少女たちの私室——それぞれが自立しながら、シスターフッドの矜持を沈黙のうちに宿し、佇んでいます。
展覧会前半をしめくくる3日目の本日、訪れて下さいました皆様に御礼申し上げます。
「VIOLET GIRL SECRET CLUB|菫色の少女秘密倶楽部」の紋章掲げる扉をノックすれば、硬質なシルバーの煌めきに包まれたruff様のノーブルな少女があらわれました。
モノトーンの繁茂の中では、白玉ゆり様の繊細優美な少女たちが、たわわな御髪に自身の精神性を写しながら、サンクチュアリを探し続けています。
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DAY 3の今日は、イラストレーターのruff様と、画家の白玉ゆり様をご紹介致しました。以下に記事のリンクを貼りましたので、お部屋時間のひととき、ゆっくりご高覧下さいませ。
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本日もオンライン・ギャラリー「MAUVE CABINET」にお越し下さいまして、ありがとうございました。明日7/22(水)はお休みとなります。あさってより会期も後半、皆様、またお会いしましょう!
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