春と修羅
わたしのまち
中野にきました!わたし、この街、だーーいすき。ブロードウェイはちょっと怖いけど。きっと私の解像度だと三日で飽きちゃうけど、ごみごみとも整然ともしているこの街が好きだなって思う。でもここに骨は埋められない。
中野・高円寺・下北・吉祥寺・色々巡っては墓になる場所を探している。ブロードウェイを徘徊して気づく。私は私が赦される街を探している気がする。自分のことちょっと変だって分かってるからこそ、変が集まるようなカルチャーの中心地を探している気がする。地域に救いを求めないなら、文化に救いを求めるならどうにも救われなくて丁度いいかも。今のお墓候補は圧倒的に秋葉原。カルチャーが人を繋ぐ街に骨を埋められたら、えいえんに人間の営みをいとおしく思える気がする。
狂祖と春の花
ついに、あの憧れの「挫・人間」の下川リヲさんとチェキを撮りました…。凡ミスで日にち間違えててさ、バイト早退してぐちゃぐちゃの頭のまんま行きました。(恥)興奮と感動で手が終始震えてて動悸がすごいことになってた。下川さんはずっと立ちっぱチェキとりっぱだったからちょっとだけ声児さんと話すこともできて、ツインテかわいい♡って言ったらすごい喜んで下さった…いい人だ……。
言いたかったこと⬇️
①一緒にジョジョ立ちしてください。私が花京院やるんで下川さんは空条承太郎をやってください。
②夏・天使が一番好きです。
③下川さんが一番好きな映画を教えてください
言えたこと⬇️
①アア…ジョジョダチ…ナニカゴゾンジデスカ…(ジョナサンのジョジョ立ちをご存知でした。一緒にやってくれた。ありがとう。)
②アアア…
③アア…
酷すぎる…。
特に何を話したでも無いんだけど、サイン入りチェキを頼んだら何もお願いしてないのに一言コメントくれて(「ジョジョ立ち」!)就活してるんで(口頭で)一言貰えますか…!って無茶振りしたら「がんばるな」って書いてくれた。嗚呼…その一言が欲しかったです…(悦)
陰キャの文学が好きだ。穿った角度でしか見れない屈折光と天使がいる。具体的に言うと大森靖子と挫・人間とピーナッツくんなんですけど(怒られちゃうかな)、陰気と卑屈をそのまんま芸術に昇華できる才能が他にもいたらたくさん教えて欲しいなあ。
帰り際にふと、じゃあなんで就活してんのかなって思ったんだけど、やっぱり私は私のこと蔑ろにしてきたやつのことも人生も全方向から否定してぶっ殺したいし、人生で見返せるくらいクッソ生きてやるって思ってるからだな~って分かった。
「最近性欲が凄くて」野郎。お前だよ。お前のこと絶対生きざまで殺すから見てろよ。下川くんありがとう。私怒りと殺意で咲く陰気で何よりも鮮烈な花になるね。
呪いは桃色
好きって変だね。私には生きる意味があるし(ジョセフ・ジョースターの運命の果てを見て、かわいく死ぬためです)、まあ生きてていっかなって自分をちょこちょこゆるしつつだるだる精神にも肉体にも脂肪をつけつつなんとか生きてる。
ESを書いていたら3月が佳境に差し掛かっていて、あれ明日給料日だあみたいな変な感慨。ここ最近で一番物を書いた月だったけど、書くたびに初期衝動が薄れてゆくのを感じる。テンプレ化。私って何のために志望動機を?志望動機があって私が成ってくような変な感じ。そのとおりの自分になってく感じ。なんでもなくて、パステルパープルが好きで、己の死にちょっと貪欲なだけの「あたし」がどんどんいなくなって、「あのあたし」になって、きっと就活が終わったらしれっと戻ってくるんだろう。そんなもん。万物流転だし。何にせよ今が踏ん張り時なのかなあ、みたいな、ふわふわした手触りでなんとなくすすんでく、春。桜が散ったら死んでしまうからおねがい早く咲いてほしい。わたくしという現象は仮定された有機交流電燈のかわいい桃色の照明です。
路地裏の摩天楼
桃色の嘘が夜風にのって、よくとろけるようになったから春なんだと感じました。プリーツの裾をちょっといろどってみせるやわらかいそれは、なめらかな黒髪にのってあなたの口の端まで届くのでしょうか。
粗忽者にはわからないグラン・ギニョルを永遠くりかえして、どうにか侵されない高潔さがほしいのに、あなたはそれすら抱きしめてしまうから、真珠の柔肌には3月が似合う。魔法少女のゆめから醒めない可哀想なわたしを暗闇のなかでそっと抱き寄せてみせてよ。そしたらきっとわたし、この季節を嫌いになるから。
二時と微睡み
永い眠り姫の目覚めた昼は、君の生活が空気に乱反射してちかちかします。体温計と遊んでいたらいちにちは気まぐれに、夜になって、君の息遣いを探しにおおきく伸びをするのでした。
だれの紫煙の先になら君はいるのでしょうか。だれの春風の先になら君はいるのでしょうか。だれの深夜二時の先になら君はいるのでしょうか。君の生活の先にいるわたしに懺悔と祈りを込めて、あたしは微睡みでまっています。あたしが生んできみが作った、かえってくることのない悠久のわたくし同士の戯れは、ふたりのねむりによって救われるのかしら。
天国へ行くため
馬鹿みたいな花園。天使の居留守。白昼夢の北斗七星。黒天。極光。告解。微睡。
居留守の使えないこの世界で、薄いレースを纏いながら、君と夜空にヴェールをかける日のことを、わたしいつでもまっています。守護天使のひかる槍に貫かれたことをきっと運命と錯覚しながら生きてしまうから春の昼間を捨てましょう。祈りは君の脊髄の中で、そっと終わるのを待っている。
4月からはちゃんとしなきゃなあ…ちゃんとします…!