【ちょっと待って】青森ローカルチェーンNo1は本当に長尾中華そばなのか!?【異議あり】
文春オンラインで「ローカル外食チェーン各県ベスト1」が発表されていました。
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青森ベスト1として「長尾中華そば」が紹介されていたのですが、青森の外食チェーンといえば長尾という風潮に、イチ県民として異議を唱えたいのです。
長尾中華そばとは
青森県青森市を中心に店舗展開しているラーメンチェーン店です。
主に、煮干し系ラーメンを提供しています。
どうして長尾が青森ラーメンの代表格なの?
転機が訪れたのは2006年。東京で行われた「ラーメンスクエア」の出品でした。ここで決勝に進出して「長尾中華そば」のブランドをアピールした形となります。
2007年にサークルKサンクスでカップ麺を発売したので、このあたりからじわじわと人気が上がったのでしょう。
そこから、各メディアに紹介されるようになったり、店舗拡大を行ったりするようになりました。
長尾フィーバーに対し、地元民は…
「あれだけ有名なんだから地元でも人気なんでしょ?」と思われるでしょう?
これがそうでもないんだな!
ご存知の通り、青森県民はとてつもなくラーメンが好きです。
だからこそ、ラーメンに対しては厳しい目を持っている方が多いように思います。
私は激にぼ系が好きですが、激にぼ全否定派もいますし味噌カレー牛乳ラーメン派もいます。要は十人十色なんです。
しかし、私の周りでは長尾が好きという人はあまり見たことがないんです。
だからといって、決してまずいわけではないんですよ?
なんというか、長尾を超えるラーメン屋は他にもいっぱいあるわけで、これが青森グルメの代表格!と謳うのはちょっと違うんですよね。
確かに、激にぼラーメンを産み出した功績は大きいです。
私もカップ麺で長尾の激にぼを食べたことがあります。美味しかったです。
問題は王道系(あっさり煮干し)なんです…
王道系の煮干しラーメンはあっさりとした醤油テイストなのですが、長尾の場合、煮干しの苦味が若干強めの特徴があります。
これに関しては完全なる個人の趣向になってしまうのですが、醤油と煮干しが上手くマッチングした味わいを好む人は長尾を避ける傾向が強いです。
私自身、長尾の店舗で2回ほど王道系を食べましたが「威張るほどか…?」と感じました(味は悪くなかったです)。
他の煮干し系ラーメンだと、煮干しの甘みを引き出した八戸らーめんがあります。
津軽系は煮干しのえぐみが強いので、優しい味をイメージしているのであればむしろこっちのほうが合っているかな…と思いました。
個人的には、津軽の王道系よりも八戸らーめんの煮干しテイストが好みです。
というか、津軽ラーメンは激にぼがしっくりくるっていうのが一番の理由ですがね。
じゃあ、お前の中ではどこがNo1チェーンなわけ?
という話になるわけですが、一心亭を推します。
今は大衆イメージを全面に出している焼肉屋が多いですが、私の中ではきちんとした豪華なお店のイメージ。
それを見事に作ってくれたのが一心亭です。
残念なことに青森市内には店舗がないのですが、CMはよくやっているので「焼肉といえば一心亭」という固定概念があります。
元がお肉屋さんなだけあるので、味も超美味しいです。
贅沢ってこういう事をいうんだなぁと思わせてくれます。
おまけ
青森県内で外食チェーンを出店する際、五所川原市が選ばれる傾向が強いです。
津軽地方で一番大きいショッピングセンターがあり、モータリゼーション的な意味での経済効果がものすごく高いからなのだそうです。
思えば、五所川原市には長尾中華そばも一心亭(本店所在地)もあります。
チェーン店だらけの五所川原。それもそれで羨ましいですね…
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