見出し画像

ラーメンマーケティング青い森の陣

よぴさん、ラーメンをどう売りましょうか?

先日、こんな記事がTLに流れてきました。
青森県民はラーメン好き。私は「醤油=塩=味噌>(超えられない壁)>豚骨」の順で好きです。
推しラーメンは今は亡き「あやの屋」の煮干し豚骨醤油ラーメンです。

本題に入りましょう。
「ラーメンを売るにはどうしたらいいか」について、マーケティング知識がほぼ皆無な私なりの視点で考えてみます。

そもそも、どうして人はラーメンに手を出してしまうのでしょうか。

美味しいから?手っ取り早く食事ができるから?

様々な理由でラーメンを食べるでしょう。
嫌いな人は、最初からラーメンに手を出しません。

当然ですが、お客様に出すとしても美味しくなければ意味がありません。
しかし、実際に美味しいと感じてもらうかどうかは、お客様の舌次第。
一方的に店側が「美味!」と謳っても、顧客が満足しない限り売れるわけがなく…

それじゃあ「美味しい」ことは自分たちで分かったから、食べてもらう以外でそれを伝えるにはどうしたらいいのか、というセクションになっていきます。
伝え方はいろんな方法がありますが、一番手っ取り早く伝える方法、手に取ってもらうためのプレゼンは何か、というのが決め手になると考えます。

ちょっとズルな気がしますが、実例を見て考えてみましょう。

※以下は「ラーメン屋としてラーメンを売るためのマーケティング」を前提にして考えます。

青森のラーメン屋に学ぶラーメンマーケティング
その①メニューの文章

青森県内のラーメン屋の多くは、メニュー表記にかなりの力を入れています。

例えばここ。

同じ煮干しラーメンでも、バリエーションごとに2,3行の説明文を入れて料理の強みを出しています。
玄人向けメニューもありますが、初めての方向けへきちんと注意書きをしているのもいいですね。

このように「美味しさ」の強みを文章化することで、そのラーメンが持つ良さをプレゼンすることができます。

…でもこの場合は、あくまで「店の中に入ってから」のお話。
お店に人が集まらなければ意味がありません。
お店に人を寄せ付けるためには、どうすればいいのでしょうか?

青森のラーメン屋に学ぶラーメンマーケティング
その②魂のこもりすぎた店舗作り

青森県内の人気ラーメン屋の共通事項は「店自体に店主の魂がこもりすぎている」という点です。

例えば、こちら。

画像1

画像:アオモリ探検隊

「濃厚青森タンメン」というキャッチコピーに男らしすぎる看板デザイン。
なんとも津軽・青森のラーメンっぽくありませんか?

メニューに関してもそうですが、殆どの人気店は店主の熱い思いが店中に溢れています。
それは外観に関してもいえるのではないかと考えます。
別の店では、店内インテリアとして実際に使用した小麦粉の袋や煮干しの箱を飾ることもあります。

ここからいえることは「ラーメンの売り込みは店舗作成から既に始まっている」ということです。
味は確かでも、ありきたりな外観なら目をひく確率は厳しいものになるでしょう。
ファーストインプレッションとしては、重要な要素を占めていると考えます。

導き出された仮説

【視覚で「美味しさ」をプレゼンする】

~具体的には~
・店の内外観をコンセプトに合わせたデザインにする<第一印象>

(濃厚さを売りにするのであれば白、にぼしの濃さをアピールしたかったら黒系にするetc)
・各メニューにちょっとした説明文を入れる<第二印象>

印象付けをするにも、ターゲット層を決める必要はあると思います。
しかしながら、料理を提供する以上、味のイメージを具現化しないと、来るものも来ず、上手く伝わらずに終わっていくのは、非常に悲しいことです。
ブランディングをしようにも、ただ熱意を語るだけじゃ、お粗末にも程があると私は思います。

熱意があるなら形にする。
口下手な青森県民ならではの考えなのかもしれませんね。

この記事が参加している募集

note感想文

虹倉家の家計を支えてくれる心優しい方を募集しています。 文章と朗読で最大限の恩返しをさせていただきます。