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TwitterのDMでインタビューを受けました

ナレーター歴3ヶ月ちょいのくせにインタビューを受けました。

文中に「ナレーター志望必見!」と書いてありますけど、別に私は本格的にナレーターとしてやっているわけでもないので、ガチガチのプロ志望の方は読まないほうがいいかな…と思います。

インタビューでお話させていただいたのは、ナレーターになったきっかけとか仕事についてとかなんですけど、受けていて思ったのが「声優=ナレーター」という概念で質問されているので、正直私の回答が的を得ているのか、自分でも分からなかったです(I agentさんすいません)

勘違いしないでほしいのが、私は「在宅ナレーター」であって「スタジオ録りをするナレーター」ではないこと。
在宅ナレーターの仕事は、録音から整音まですべて一人でこなします。
ぶっちゃけ言うと、自分の声を録音すること自体は誰でもできます。

でも、よく考えてみてください。

ノイズだらけの音声と綺麗な音声、聴くとすればどちらを選びますか?

きっとみんな、後者を選ぶはずなんです。

どんなに声が良くても、雑音やノイズが入っていれば、それがうざったく感じますよね。
クラウドワークスのナレーション案件に応募しても、私が落とされる理由の多くはこれが大半でして、録音ソフト関連は使いながら常に勉強しています。おかげで音質は良くなりましたが、それでもまだ足りないと思うくらいです。

では、言葉は悪いですが、誰でもできる案件はなんでしょう?

Youtubeの動画ナレーションです。

全てではないんですけど、時折滑舌がクソなナレーションを当てている動画があって、「うわぁ…」となることがあります。
これは私の持論ですが、映像における音声は「主題を演出する効果」であり、喋り手であるナレーターが主役ではないです。
漫画動画やスカっと系はやらない主義(この手のやつが苦手)なので、マジもんのナレーションとキャラクターの一人喋り系しかやっていないのですが、自分の声を目立たせるのではなく、動画が取り扱っている主題を目立たせることが第一だということを頭に入れないと、クライアントが納得する音声は録れません。インタビュー中にある「正しい日本語で吹き込む」というのもそういうこと。
ただし、この持論は入り口がアナウンサー志望だった私だから言えることであり、全てのナレーターがそう思っているわけではないですよ!

じゃあYoutubeのナレーター案件が悪いのか、というと…

そういうことじゃないです。

むしろ自分の技術を磨くには、Youtubeなどの配信サイトが非常に有効で、修行の意味も込めてやってみたほうがいいです。

でも、単価にこだわるくらいなら、自分ができる読みで選ぶことにこだわったほうがいい勉強になるんじゃないかなと思います。
案件によっては実績公開アリのやつだってあるし、どんなに単価が安くても「ボイスサンプルを作ったらお金もらえた」って思ったほうが幸せです。
あと、たまに10円単価のナレーション案件があるんですけど、この案件はナレーションの技術向上にうってつけなので、声優・ナレーター・アナウンサー志望の人はやってみてください!

ボイスサンプルについて

Youtubeに動画をあげることに抵抗がある方は、noteの音声配信を使ってみてはいかがでしょうか?

私が今取り組んでいる「note朗読」は、元は公開ボイスサンプルとして企画したもの。音声化してほしい文章を募集して、自分の解釈で記事を伝える取り組みです。
初めてまだ一ヶ月も経っていないのですが、これが結構いい修行になりまして、note朗読がきっかけでコラボ企画を考案されたりダメ出しを食らってリテイクしたり私の声に合った文章を書こうと考えたり、何かと相乗効果は大きいです。
実際、案件応募の際に、note朗読のマガジンをボイスサンプル集として提示して獲得した仕事もあります。
MP3をあげるだけなので、非常に簡単です。

まぁここまでざっくばらんに書いてきましたが、ナレーター歴3ヶ月ちょいの新人があーだこーだ言っているだけであって、ガチで目指したい人は素直に声優の専門学校やアナウンススクールに通ったほうがいいよ。

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