私がなぜ「アナウンサーっぽい読み」になるのかを、波形で読み解いてみる（おまけつき）
先程、ボイスサンプルを録り終えました。
聴き比べ企画ですが、note上にファイルをアップしてしまうと何の形式かが分かってしまうので、アンケートを取らないことにしました。
代わりに「おまけ」として、形式別のファイルをアップすることにします。
私の読みは、良くも悪くも「アナウンサー風」であります。
読みの基本は高校の放送部で教わりました。アナウンススクールは通っていません。
ついこないだの土日、俗に言う「ファイル形式問題」で宅録界隈が大騒ぎしました。
お恥ずかしい話、wavだのmp3だのどこが違うのか全く分からなかったので、同じ界隈の方々からいろいろと教えていただきました。
（その節は本当にありがとうございました！）
wav・mp3については各々ググってもらうとして…
下記の記事を参考にしながら、ボイスサンプルの波形を見比べてみました。
こちらが、ボイスサンプルの波形です。
今回、48kHz/24bit、モノラルで録りました。多くの宅録ナレーターが設定している値でもあります。ノーマライズはしていません。
（これに関してもAuditionのデフォルト設定のままいじっていなかったので全く知りませんでした…）
形が一定のやつもあれば、大きめから小さめになっているものもあります。
かなり細かく見ると、波形の大きさがところどころ違うのですが、ここまではやりません。
全体的な特徴として「最初の形が大きく、最後の形が小さくなる」傾向があります。
アナウンスの読みの基本では、文の読み終わりに音のボリュームが小さくなります。そのため、言い始めはボリュームが大きくなり終わりの部分は小さくなります。
小枝さんが分類した波形タイプは次の通りです。
タイプ1…ディクレッシェンド型（アナウンサー）
タイプ2…クレッシェンド型（イベントMC、舞台俳優）
タイプ3…リボン型（FMパーソナリティ、リポーター）
タイプ4…凹凸型（声優）
タイプ5…BOX型（ナレーター）
※図に関しては上記記事を参照
この分類に近いのは…タイプ1（アナウンサー）かなと感じました。
基本的には、落ち着いた読みに出る傾向が強いみたいです。
一部BOX型もありますが、これはかなりテンションを高くして読んだもの。ボイスサンプルのおしながきにも記載しますが、どうしてタイプ1の人が一時的にタイプ5になったのかが分かると思います。
今回の「おまけ」
音声ファイル格付けチェックは断念しましたが、その代わりにwavファイルとmp3ファイルでそれぞれ書き出したボイスサンプルをUPします！
注目してほしいのがバイト数。桁が一つ違うのがお分かりでしょうか？
桁数ひとつで音質がアホみたいに変わるそうです。
面白いことに、人間の耳ではwavとmp3の聴き分けは不可能なんですって。
違いが分かるアンプとスピーカーに音を通してからじゃないと明確に表れないそうです。
おしながきはこんな感じ。
1.名前
2.CM風（超明るめ）
3.歌手・曲紹介（地元のラジオでアーティスト紹介のフィラーが流れているのでそれ風に）
4.バラエティ風（Youtubeでいうところの「海外の反応」的なやつ。ぶっちゃけると世界まる見え的なもの）
5.ニュース
6.朗読（宮沢賢治「星めぐりの歌」）
得意な読みに加えて、これまでやってきたことをふんだんに織り込んだボイスサンプルとなりました。
音質と読みは向上途中でありますが、聴き比べしてみてくださいね！
ご意見・ご感想・ダメ出し大歓迎です！むしろどこが悪いか教えていただければ幸いです！！
よろしくお願いいたします！！！！
6/24追記:波形はあくまで「音のボリューム」を表すものというご意見がありました。
それに伴い、一部訂正いたしました。
誤った情報を記載してしまいました。心よりお詫び申し上げます。
ご意見をくださった方、教えていただきありがとうございます！
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