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転職活動まとめ⑤:3/23~27

3/23(月)

・翌日の面接に備える
某社の編集バイトの面接に備え、面接回答の内容を考えました。
面接回答というのは、自己紹介とか志望動機とかを言う台詞の模範解答的なものをExcelでまとめていて、履歴書や職務経歴書のネタ帳を兼ねているモノです。
この日は「失敗したこと」「苦労した仕事」「自己PR」「長所」「短所」を考えました。
失敗したことと苦労した仕事は難なく書けたのですが、大してアピールする材料にはなっていない感触がします。ただ、日本のキャリアアップって過程を大事にするので、基本ダメ人間だけどちゃんと筋は通したんだよというのを「かなりすごいことをした」ようにするのがベストなのだそう。これは、ながら転職時にお世話になったハローワークの人が言ってました。
長所・短所は、履歴書の項目にも書いているのですが、面接用に別のネタを引っ張り、一項目につき一時間練りまくりました。
明日は上手くいくかなぁ。

3/24(火)

・T社の面接
午前中に面接だったので、朝8時半に自宅を出て、青森市内にあるT社へ。
青森にいたときは、車でよく周辺を通っていたのですが、中に入るのは初めてでした。
受付を終えて、エレベーターで面接会場へ向かいます。
面接担当は、今後上司にあたるとされる女性の方と、その男性上司でした。
志望動機を答えた後に編集に携わる書籍の説明をされました。
編集バイトの内容は、書籍に載せる情報が正しいかどうかを確認する作業がメインでして、いわゆる記事編集の類いではなく、データ処理系に近いお仕事でして、説明を受けている時点で「ん?」とイメージの齟齬が発生。
おまけに女性上司から「耳からの情報伝達に弱いって書いてありますけど、電話応対は大丈夫なんですか?」と質問される事態に。
ちなみにこの質問、「情報を視覚化させている」と履歴書に措置方法を書いているんですけど、理解しづらい特性なので「電話内容をメモして、要点を確認するようにしている」と説明をしました。

すると「いやでも、ババーッと電話口で喋る人いるじゃないですか。そういった場合はどうしてたんですか?」と追い打ちがかかり、さらに「間違った情報は載せられないんですよ」と威圧してきます。

心の声(うん、お前は今何を聞いていたんだ

聴覚情報に弱くても電話での問い合わせ対応したんだけど…と思い、威圧に戸惑いながらも、
「聞き取った要点をメモして、その上で確認を取り、情報に抜けがないようにしています」
と説明。
女性上司は「私の質問分かっているのかな」というような顔付きで「…分かりました」と答えるに留まりました。
いやお前が分かってます????

結局、今回はご縁がなく、次受けようと思う会社に勝負をかけることに。
ちなみに結果連絡が来たのは面接が終わった2時間後くらいでした!

3/25(水)

・ハローワークで紹介状を貰いに行く
先週行った時に新着で来ていた2つの求人を応募しようとハローワークへ。
ですが、第一志望の企業が採用者が決まっていたため求人は無効に…
もうひとつの求人も応募者3人とのこと。勝てる気がしないながらも、マーケティング・プロモーションに携われる仕事だったので、応募することにしました。
改めて企業研究をすると、ネットニュースで取り上げられている企画やイベントがとても多くて、しかも「これやっちゃっていいの?」と思うような面白い取り組みを行っているところでした。
最初はいわゆる庶務事務から始まるのですが、内外で色んな人から知識を吸収するには持ってこいの仕事という印象です。
受かるといいな。

3/26(木)

・応募書類を作成
クラウドワークス経由で依頼されたナレーション案件を片付けた後、履歴書に書く志望動機を考えました。
本当は、志望動機を考えるだけで終わろうと思ったのですが、考えているうちに並行して履歴書編集しだしたら、こうなりましたww
志望動機は、月曜のところに書いた面接回答のコーナーで書いているんですけど、こればっかりはアレンジが効かないので、箇条書きで書いています。
具体的には「会社に興味を持ったきっかけ」「前職での出来事」「そこで何をしたいか」の3つを柱にして構成するようにしているのですが、2つ目は転職理由と被ってしまうリスクがあるので、募集している仕事内容に合わせた出来事をチョイスしています。
ある程度考えが出せたら、履歴書に文章として落とし込むのですが、これがまた頭を悩ますんですよね…でも、箇条書きと照らし合わせて落とし込んでいくので、よく見るとこれはまとめても良さそうな箇所があったり、最後にプラスでもう一文付け加えられたりできました。
ネタ帳としての面接回答データが初めて役に立ちました!

・この調子で職務経歴書もアレンジ!
黒歴史が残っていたので、職務経歴書も書き直さなければなりませんでした。
一応、2枚綴りではあるのですが、パソコンをがっつり扱う仕事ではなかったこともあり、今のパソコンスキルを説明する必要がありました。また、自己PRを入れて出来る奴アピールを狙おうとねじ込みます。
特に、パソコンスキルは、学校の授業でも散々やってきたというのもあったのですが、それ以上にファンサイト巡りなどでよくインターネットを使用してきたのが大きく、趣味の部分で上達していったことを説明しなきゃと思ったのです。
というのも、データ入力の部署に本格配属される前、当時の上司にそれを説明したら「すごいな…」と素直に感心されたことがあったのです。Twitter上では「オタ活の特技を仕事で見せびらかしたら偉いことになる」という警告が発せられていましたが、アピールできるものもできなくなると危惧し、警告を無視。敢えて入れました。
その他、2枚ぴったりになるように段落調整をかけて、ようやく完成。
個人的にはマイベスト職務経歴書だと思っていましたが、これを書いている今、手直し箇所を見つけてしまいました…

3/27(金)

・転職サイトの職務経歴を直す
午前中に応募書類を投函。その後、ナレーション案件をこなし、気がついたらもう夕方になっていました…
ハローワーク及びジョブカフェの見解に従って、黒歴史の経歴が転職サイトのWeb履歴書に残っていたら、それを消すということをしました。
本当は経歴備考に書きたかったんですけど、備考に入れるほどでもないなと思ったので、そうしました。
別に経歴詐称をするわけではないのです…問題は4日間しかいなかった会社を経歴としてカウントするのかということなのです…
首都圏のキャリアカウンセラーはそれが分からんのです…マイナスになるだけなのに。うぅ…

面接の感想

帰宅して、母に面接で起こったことを話しました。
「あんな大きい会社で発達障害のことネタにしてたのに?」とちょっと驚いていました。
まぁ、記事は記事。仕事は仕事。という考え方なのでしょう。社の見解ではなく、イチ記者が見たものと捉えろということでしょうが、一般の人は「記事=会社としての考え」と捉えるのですから、社会的立場としてはどうなんだろうと思いました。

ここからは母の意見も含めたかなり個人的偏見なのですが、地方の大手企業でリーダー職を勤めている方って、総じて思考が固いように思います。
これは母が言っていたのですが「女の上司は特にその傾向が強い」そうです。私は母に「でも臨機応変に対応できる人だっているのでは」と言ったら、「そういう人たちは独立してる」と返されました。
そういえばそうだと思いました。

今回出会った女性上司さんはその典型的タイプの方で「見えない特性をプラスで捉えてくれない」という印象が強く残りました。
ジョブカフェのキャリアカウンセラーさんが「人事は発達障害を理解していても普段仕事の監督をする上司が分からないから怖がっている」という話を覚えていますでしょうか。
私のようなグレーゾーンを含めた発達障害を持つ大人たちは、自分の特性に苦しめられながら、どうにか社会生活をしなければいけないと這いつくばって生きています。やっと仕事を手に入れたかと思うと、今度は誰にも理解されないでまた苦しめられるという悪循環。
特にグレーゾーンは「健常者」として扱われるので、苦手なモノがいつまで経っても改善しないとなればすぐに「仕事ができない」烙印を押されてしまいます。

どうして、特性をプラスに捉えてくれないのでしょうか。
履歴書や面接で対処法を説明しても、別のパターンはどうするのとか、イレギュラーが発生したらどう対応するんだとか、マイナスな考えに持っていこうとしますよね?
対処法は基本同じなはずなのに、マイナスな意味で特別扱いをしないでほしい。これが大手なのか、と。そこでしか働いたことがないから、他の社会人を知らないんだなぁと思いました。
だから馬鹿なやつだと思って偉い顔してるんだ。所詮その会社でしか威張れない可愛そうなやつ。

私だって、どこかしら戦力になるスキルはあるはずだ。
そう信じて、今日もせっせと声を出してあぶく銭を稼ぐのでした。

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