「恥」は恥じなくていい感情♡
こんにちは。かちゆみこです。
今、私は新しい学びをしています。
「マインドフル・セルフ・コンパッション」という「自分に優しさを向ける」ことを学ぶ心理教育プログラムです。
これまで学んできた「インナーチャイルドワーク」や「フォーカシング」と合わせてこちらの学びも価値があるなぁと感じているので皆さんにも、いつか、これらを統合したオリジナルの講座をご提供できる形にしていきたいと思っています。
今日は、「マインドフル・セルフ・コンパッション」の中から今、皆さんにもお伝えしたい!と思った考え方をご紹介しますね。
マインドフル・セルフ・コンパッションとは
マインドフル・セルフ・コンパッションとは、悩みや困難さを抱えている親しい友人に接するように自分にも【思いやり】をもって接することです。
誰しもそうだと思いますが、友人には思いやりをもったメッセージを伝えることができるのに、自分には無意識に、厳しいメッセージを突き付けているのではないでしょうか?
マインドフル・セルフ・コンパッションのプログラムでは、「意識的に」自分に優しく接することができるように、知識&プラクティス(日常での実践)を積み重ねて【自分が自分の最高の味方になる方法】を身につけていきます。
今、私が受講している講座はもうすぐ最終回を迎えますが、先日は「セルフ・コンパッションと【恥】」というテーマでした。
とても「心の筋力」を使うハードな時間でしたが、参加できてよかったなと感じています。
生きづらさの根っこにある感情~恥 shame~
さて、皆さんは「恥」の感情を感じることはありますか?
私は以前よりマイルドにはなってきていますが、まだまだ強烈な「恥」の感情に圧倒されてしまうこともあります(;^_^A
「恥」が自分に覆いかぶさってしまったとき、自分の存在自体もいたたまれなく、深い深い穴をほって引きこもりたくなってしまいます。
「私がここにいること自体 恥ずかしい」
「私が私でいることが 恥ずかしくていたたまれない」
体の感覚で表現すると、体全体が小さく萎縮してフリーズしている感じ。
皆さんは「恥」の感情を感じている時、どんな感覚がやってくるでしょう?
「恥」の感情は、とても強烈で生きづらさの根っこにある感情だと言われています。
できれば、「恥」の感情を感じたくはないし、遠ざけていたいですよね。
でも、今回、講座で学んだ【恥】についてのパラドクスでは、とても深く納得して【恥】への見方が変わったので皆さんにもご紹介します。
【恥】についてのパラドクス(逆説)
いかがですか?
私たちは【恥】について誤解したまま、なかなか真正面からこの感情について考えることもありません。
【恥】を感じるのは「私がダメだから」ではなく「私が『愛』を求めてるから」。
私は【恥】に隠された自分の中の「愛されたい」という純粋な欲求がみえたとき、とても心が救われた感覚が生まれました。
【恥】を感じてしまうのは、自動反応で自分のせいではありません。
こちらの本もイラスト付きでとてもわかりやすく【恥】の取り扱い方がわかりますよ♪
【恥】の感情に安全に触れていくことは【癒し】にとって大切なこと
マインドフル・セルフ・コンパッションの学びの中で、講師の方はそうおっしゃっていました。
私も深く納得します。
マインドフルネスの師 ティク・ナット・ハン氏は
「つらい感情をすべて抱えようとしなくていい。少しだけで・・・・」と伝えています。
逃げるのをやめて
・・・少しだけ
【恥】の感情にふれてみる。
もちろん、安全をしっかりと確保しながら。
そうすることで、きっと今まで隠されてきたあなたの深い深いピュアな感情にも出会えるかもしれません。
ルーミーの詩 「ゲストハウス」
講座の中で、とてもすてきな詩を読んでもらいました。
13世紀の詩人・ルーミー(Rumi)が書いた詩です。
最後にこちらシェアして終わりにしたいと思います。
この詩のように、招かざる客である【恥】もありのまま自分に招き入れるとき、【恥】は本来の姿を私たちに見せてくれ、その智慧で私たちを導いてくれるのでしょうね。
マインドフル・セルフ・コンパッションの実践は、そんな風にしなやかに生きる智慧を私たちに授けてくれると感じています。
今月いっぱいで一通り終了するので、マインドフル・セルフ・コンパッションの学びを私の中でも消化できたら皆さんにも身(実)になった智慧をお届けしていきますね。
※今日は、先日配信した公式メルマガ「おかえり通信」の内容をリライトしたものです。
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