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学生のわたし

2021.03.26.

私は人生で最後の学生生活を終えました。

卒業


2019.04.10.

私はこの日にずっと夢だった服飾学生になりました。


私は幼いころから服が好きで、いつからか夢はファッションデザイナーでした。

中学生のころから私が卒業した専門学校に通いたいと思っていて、なんでそんなにこの専門学校に思いが強かったのかわからないけどそのころからずっとそれが夢であり目標であり憧れでした。

中学、高校とずっと早く卒業したいと思っていた理由の一つはこの専門学校に早く通いたいというのもあったと思います。

この学校がほんとに憧れだったので特待生入試もめちゃくちゃ一生懸命受けて準特待生に選んでもらいました。

特待生入試の作品は通っていた高校の校舎で撮影して、その時はカメラマンの知り合いなんていなかったのでiPhoneで撮影していました。

モデルも私の数少ない高校の友達にお願いして、撮影のセットを組むのとかシャボン玉吹いてもらうのとかも全部私の数少ない高校の友達に協力してもらって作りました。

特待生入試のプレゼンの練習は高校の先生にみてもらったけど、私の作品を中身まで見ようとしてくれていなかったのかわからないけど理解してもらえなくて、「特待生入試のやつやのにそんなケータイで撮ったので大丈夫なん?」と言われたことをすごく覚えています。

でも専門学校の先生たちには伝わったから準特待生を頂けたし、このときはじめて自分の作り出したものを評価してもらえて死ぬほど嬉しかったことを今でもすごく覚えています。


そうして私の服飾学生生活が始まった。


入学したての時色んなことを学びたいという意欲はめちゃくちゃあったけど友達できるかなとかそういう人間関係での意欲がほんとになくて1年目の前半とかはほんとに1人の子としかめちゃくちゃ仲いいにならなかった。


後半は少しずつ仲いい子も増えたが休みの日とかも遊ぶような中ではなかった。

授業中も色んな先生からこのクラスは静かだとか控えめだとか言われていたしそんなにクラスが楽しい!とかではなかった。

人間関係はそんな感じで、


授業とかは正直こんなこと教わる必要ある?みたいなこともあったけどやっと憧れだった学校に通えていたわけだし、学費も自分で払っていたのでそれを無駄にしたくないなっていう気持ちでほぼ休まず通っていた。


私は入学する前はずっとファッションデザイン学科に通おうと思っていたけど、服を作るより組み合わせる方が好きだなと思いスタイリスト学科に通っていた。


だから卒業した後はスタイリストになりたいと思っていたし、専門学校に通い始めた当時の目標はそれだった。

でも、逆に専門学校に通い始めて周りにはおしゃれな人たちが沢山いて現役のスタイリストの先生の話を聞くと私はほんとにスタイリストになりたいのかなと思うようになってやる気が全部消えそうになっている時が1年目の秋ごろにあった。

それでも私はやる気が消えかかっているからと言って学校を休んじゃったらもったいないし、学校に行っていればもしかしたらなにか新しくしたいことが見つかるかもしれないからという理由でそのときは学校に通っていた。

それと、その時期にやる気がなくて撮影が全力でできなくなっていたときのデータが思い出したくないほど可愛くなくて、そこで私は新しく自分は何事も最後までやりきらないと後悔してもっとつらくなるんだ。という一面を見つけた。

専門学生1年目はほんとに新しくて新鮮なことの連続で新しい人たちとの出会い、初めての撮影、初めてのショー、初めて知るファッションのカルチャー、楽しかったりついていけなかったりの繰り返しで、ただただ必死だった気がする。

中学生の頃からの目標であった服飾学生になるを叶えてしまった私は何かを探していた。

そんなこんなで1年目がおわった。

1年目の秋ごろから何がしたいかわからなくなっていた私はまだ何も見つけられていなかった。


入学当初19人いたクラスメイトが2年になるときにはもう9人しかいなくなっていた。

まだそんなに仲良くない子もいたけどこれ以上やめてほしくないなって思た。

年は2019年からあの2020年になっていた。

コロナのせいで授業が全く始まらなくて対面授業は5月からだった。

そのころ私はもうミスiDにエントリーしていた。

したいことはまだはっきりとはなくて模索中だった。

ミスiDにエントリーしていることを知ったみんなはなんの偏見を持たず私にただただ力を貸してくれた。

この頃もまだそんなに仲良くなかったけどひたすら応援してくれて、チアーズもクラスのみんながしてくれてそのくらいから気づいたら仲良くなっていた気がする。

去年の私は知らなかった、ここにいるクラスのみんながこんなに心優しくて暖かいことを。

いつの間にかクラス9人全員で仲良くなっていて2年目は授業を受けるためよりみんなに会いたいから学校に行くということの方が圧倒てきに多かった。

去年のことからを考えたら訳が分からないほど仲良くなった。

このクラスのみんなはほんとにみんな自分のことより相手の気持ちを考えて行動できる人たちばかりで、だから私も自分に素直になれたし丸くなれた。

このみんなと仲良くなる前と今を比べたらほんとに人間として成長できたと思える。

自分に素直になれたからこそ自分のやりたいことを見つけることができたと思う。

私はたまに急に自分のやりたいことに不安を持ったり自信を無くしたりしてしまうことがある。そんな時いつもみんなが話を聞いてくれてそれを受け入れてくれてそれでいつも立ち直れる。ほんとにみんなの存在がいつの間にかすごく大きいものになっていた。

みんなそれぞれ自我をもっていてでそれは自分の目標とか夢とかに対してとかだと思うからだからほんとにみんなのことを尊敬できるし高めあえていた気がする。

このクラスじゃなかったら、ミスiDもファイナリストにまでなれなかったんじゃないかなとも思う。


友達も最高で私の服飾学生生活はほんとにかけがえのないものになった。


私自身やりたいことを見つけられたこともあって、もっとファッションのこと知らないといけないなと思ったし、自分のしたいファッションのこともわかってきた気がする。


卒業式


向かえてもほんとに卒業した実感がなさすぎる。

学生のみんなと過ごす時間はあっという間であの時間は20年生きてきた中で一番色んな気持ちで満たされていたような気がした。

みんなでハグをして涙を流しあってこんなにかけがえのないものに出会えていたとほんとにこの瞬間まで気づけなかった。


心になにか空間ができてそれを埋められるものを私はまだ見つけられていない。

今までみんなで近くで支えあいながら高めあっていたからこれからどう頑張ろうという気持ちが今は一番前に出てきてしまうけど、

離れていてもこのクラスメンバーは一生変わらないしみんなが頑張ってるから私も頑張ろうと思いたい。


失恋したかのように思い出しては一生泣いてしまう私はバカなのか。

ほんとにこのクラスの一人で幸せです。


入学したころの私はこんないっぱいいっぱいの気持ちと思い出を抱えて卒業するなんて考えもしなかった。


この2年間の出来事は私にとって絶対活力になれると思うし、ほんとに宝物です。



㋃が来たら正式に社会人になってしまう。私は就職という道を選びませんでした。いまのところするつもりはありません。

でもやりたいことと目標があります。それのために就職はせずにバイトでお金を貯めます。私は頑張ります。

私にはまだまだ足りていないものが多すぎてなさけないと思うこともめちゃくちゃあって最近はほんとに大丈夫かな、、と焦ってたけど

私はそういえばマイペースが大事なんだ!と思い出したのでそれを大事にしていきながら自分で自分を忙しくして頑張ります!


私はおとななこどもでいたい


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