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着物業界の課題と解決策を考えてみよう
こんにちは。
本日は、「着物業界の課題と解決策」についての投稿をしたいと思います。
1.本記事でのゴール
読者の方々が本記事を読み終えた時のゴール(状態)としては、下記となります。
・着物業界における課題や問題点を把握している状態
・着物業界が今後、進むべき方向性を理解している状態
なので、そのことを念頭に置きながら、ご覧いただければと存じます。
![](https://assets.st-note.com/img/1685920687796-8slRxzgKJW.png?width=1200)
それでは、進めていきましょう。
2.生き残りの道を模索する着物店
最近、次のようなニュースを見ました。
埼玉県川越市になるサッカーチームの「COEDO KAWAGOE F.C」と、着物販売を展開する株式会社すずのき川越本店が、2023シーズンのクラブパートナー契約を締結した、というニュースです。
今回のニュースだけでなく、他でも生き残るために様々な取り組みを行っている着物店のニュースを見ることがありますが、着物業界は、今、どういう状況に置かれているのでしょうか?
そこで、本記事では、着物業界が抱えている課題、および、その課題を解決するための施策について、話したいと思います。
3.着物業界における課題
現状、着物業界は、どのような課題を抱えているのでしょうか?
私は、次の3つが主な課題だと考えているので、順番に見ていきましょう。
(1) 需要の減少
1つ目は、着物の需要が減少していることです。
こちらのデータは、1989年から2018年までの着物市場の推移ですが、1989年の着物市場規模は約1.5兆円あったのが、なんと、2018年には約2,900億円と、1989年の1/5にまで減少しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1685790760992-4e0wsZo65y.png?width=1200)
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