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始まりを見つける

日々、星と人と向き合っていて思うのは、あるものを活かすことの大切さ。たまに占星術を「自分を変えてくれる魔法」のようなものだと捉えていらっしゃる方もおられるけれど、星を読んでもイヤなことや面倒くさいことは起きるし、どうしようもなく避けきれないこともあったりする。いきなり天から幸運が降って来るなんてこともない。そして、どの人も「生老病死」これらを抜きにして人生を送ることはできない。

星を読んでも悩み事は無くならないけど悩み方が変わる。星をとおして新しい視点を手に入れることによって、自分や他者の良いところに気づけるようになる。そうすると、だんだん自分や周りの人を好きになる。結果、人間関係や仕事、恋愛などが上手くいくようになる。そして毎日が楽しく過ごせるようになる。文章にすると簡単だけど、ここまでの道のりにはもちろん紆余曲折がある。それには「習慣を変える」という地味なことの積み重ねが待っているから。

習慣を変えるのは、体質改善と同じでじっくり取り組まないとなかなか結果に結びつかない。ウォーキングやダイエット、読書や勉強など自分にとって良いことだってわかってるのに続けられない。続けられなくて、また自分を責めてダメ出ししてしまう。

星を読む前から人にふれるボディーワークの仕事を続けて来たのもあって、身体には身体の、心には心の言い分があるんだな〜と思う。身体と心それぞれの言うことが、ちぐはぐになると毎日がしんどい。心ではもう仕事辞めたい!と思っていても、すぐには辞められない。だから会社に行きたくなくて熱を出してみたり、お腹を壊してみたり、身体は身体で健気に対抗して来る。

こういうもどかしい時期が続くこともあるけれど、そういうときに自分の癖を知っておくと、それがこのモヤモヤ期を乗り切る助けになる。占星学では、その人の癖は月が担当している。思い癖や生活習慣など「放っておくとこうなっちゃう」とか「気づいたらやってる」そんなようなことは月に起因することが多い。

そして月があるサインやハウスはその人の「情緒的満足や安心」も教えてくれる。ほっこりするとかまったりするとかもお月さまの担当だから。

なんか上手くいかないな〜と焦ったり、もがいたりするときは、どの人にもやって来る。そんなときには、まず自分の月を満たしてあげることから始めるといい。それは日々の習慣を変えるための準備体操みたいなもの。

今夜も満ちていく月が綺麗だった。来週17日は中秋の名月・十五夜。夜空の月を眺めるように、内なる月と対話する時間を作ってみませんか?

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