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「変な服」

こんばんは!
唐突ながらミルフィーユ鍋と、ビールを飲んだ今日の夜。
美味しくていい気分になった🥬

今日のテーマは、「変な服」
何かというと、私が母から言われ続けてきた言葉です。

インスタで自分が好きな服を着てupしている人を見ると、「いいなぁ」って感情。

好きな服を着る、実は私はこれができない。
できていたけど、できなくなった。
冒頭でも書いたように、母はいつも私が着る服、考えたコーディネートに「変だよそれ」と言う。
そもそも母自身が自分の着たい服を着られない。
理由は、父が母を否定し続けたから。
「それここら辺で着ると目立つよ」

似合わないと言ったわけじゃあない。
でも、田舎町でその服装は目立つ、噂されるというふうに母に言っていた頃が鮮明に思い出される。

私が成長するに連れて母は、私の服を変だと言った。
ときには、笑ったりもした。変だと。

私はもともとコーディネートが好きだったし
ピンクや水色、黄色黄緑、いろんな色が好きだった。

だけど段々、好きな服を着て否定されることが嫌で、
家族と出かけなければならない日は黒い服を選んだ。
特に何も言われなかった。
でも私は嬉しくなかった。

彼と同棲してからも、
やはり母に言われてきた言葉が心に残り
おしゃれすることが、服を考えることが嫌になった。
だから特に服にこだわることなく、かと言って黒い服ではないけれど、でもこだわりはなかった。

しかし何回かこだわった。こだわったけど変な気がした。
変だと言われていないけど、変だと思った。

そういう風に服を着たけど、楽しくなかった。
だからインスタに出てくるアパレル店員さんとかの投稿を見ると、なんだか複雑で。
好きな服を先に組み合わせていることが、
すごく羨ましかった。

羨ましさを感じ続けていたら
とあることに気がついた。

自分のことを否定すること、
なんて悲しい事を自分にしてしまっているんだ。

自分が自分の感性を否定するなんてこと
悲しいよね。

そう日記に書いた日、その羨ましさを
もう一度服を楽しんでみようという気持ちに変えた。

本屋さんに行き、
2年前に買っていた雑誌の新作を購入◎

すっかり嬉しくなった。
また自分を、自分の色にしてみよう。

FADGE3月号

そうそう、FADGEのスタイリングが大好きだったな。

明日大学時代の友人と久しぶりに会うことになった。
早速おしゃれを楽しんでみようと思う。
母はいまだに、全身真っ黒なコーディネート。
それを見るたびに心が痛む自分もいる。

だけど今は。
変な服に、ワクワクしている。

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