1320日参り

1320日参り。
これは旦那様がある日突然倒れて、寝たきりになり、毎日病院にお見舞いに通った日数。凄いことです。

1000日参りよりも長く、さぞかし大変だったのだろうと思いきや、
毎日通うことは日常のことでまったく辛くなかった。長かった分、最期はあっという間だったのが主人らしい、苦しまない最期で良かったと。

事業をされていたご主人、社員もいらっしゃいましたが、流石に継続は難しいとその会社をたたむ対応にも奔走し、本当に大変だったはず。
それでも、毎日通いつづけ、声をかけ続け、、、
ある日突然亡くなるのではなく、生きててくれたことが良かったとそこには笑顔がみえる。

なんて深い愛情を持った方なのだろう、と感激し、その後は私の介護経験も含めた話に。
寝たきりだと毎日通って声かけてもわからないだろうという人もいますがそれは違う。
微妙に表情も変わるし、体調変化にもあらわれるし、わかっているんです。やはり家族や家が一番安心するところ。

今はとても気丈におひとりで頑張っておられますが、やはり今もご主人を失った心の傷は癒えていない、近しい人であればあるほど、これは仕方ないと。
でも、そこまで思える人に出会えた、そんな家族がいるということが幸せなこと。

それが、実は仕事の車移動の20〜30分の時間に繰り広げられた会話。
まだ会議で2回ご一緒した位できちんとお話ししたのは初めてなのに、何きっかけか覚えていませんが、不思議とこんな深い話ができて、親しくなれました。

改めて、家族を大切に、共にする時間を大切にしないとと感じた時。普段の何気ない会話も健康あるからこそ。日々を大切に生きていかないとですね。
これは残さなくちゃと久々に筆を🖌
素敵な出会いに感謝です。

読んでくださり、ありがとうございます✨ ほっこりする、ハッと気づく、何かを感じていただけると嬉しいです。