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燃えよ剣

小さい頃から本が好きで、夏休み前に売られる推薦図書は必ず買ってもらい、読んでいた。

歴史の授業が始まってからは、徳川家康に興味を持ち、大人の読む難しい小説を分かったふうな顔をして読んでいた。(笑)

光源氏においては、まるで分らなかったが読み続けたのは小3のとき!!(笑)

小学5年生になったあっちゃんは、なんだか児童書を読むのは恥ずかしくて、適当に読み漁っていた。

そして、中学校に上がったあっちゃんは、坂本龍馬を溺愛?崇拝する担任の先生のクラスになり、教室には引き延ばされた坂本龍馬のお写真が飾ってある中、先生の説く龍馬論にどんどん引き込まれ、ついに司馬遼太郎と出会った!!(笑)

そして、先生がみんなが読めるように教室に置かれた「竜馬がゆく」には手を付けずに、1巻からお小遣いやママちゃまの援助を受けて、8巻までをあっという間に読破し、すっかり幕末の虜になってしまった。そして、坂本龍馬を暗殺したと疑われrていた新選組が大っ嫌いな子になった。(笑)そうIあっちゃんは単純なのだ。そこはママちゃまの子だからしょうがない!!(笑)

「竜馬がゆく」と「世に棲む日々」は、何回読んだかわからない。挙句の果てにはママちゃまを説得して、中2の夏休みに、萩まで行って松下村塾やら高杉晋作の生家など連れて行ってもらった。その時の感動は今でも鮮明に蘇ります。

あまりの暑さに入った「木戸孝允カフェ」で、表ののぼりにあった「冷やしあめ」が気になってたまらなかったあっちゃんは、勝手に味を想定して甘い飲み物だと思い、注文してしまった。そしたら、予想していたのと全く違うニッキのような味の飲み物がきた。あっちゃん、ニッキ大っ嫌いだったから、愕然とした☠そして結局、ママちゃまのアイスコーヒーと交換してもらった、なんだかそれだけが強烈な思い出にある。

そして、時は経ち、イイ大人に成長したあっちゃんはあるゲームに出会ってしまう・・・。

そう!それは乙女系ゲーム「薄桜鬼」!!!!!!

新選組の話しのゲームである。発売元はオトメイトさん。その手の達人だ。あっちゃんは一発でハマッてしまった💛(笑)

最初は土方さん推しだったのが、最終的には斎藤一に落ち着いた。(笑)

唯一の華の存在の千鶴ちゃんも可愛いくてたまんな~い💛

アニメも網羅して、気付いたらかつてあっちゃんを虜にしていた司馬遼太郎様が小説を書いていたことに気付いたのだ!!それも当時ヴィジュアル系メタルバンド「摩天楼オペラ」のヴォーカル、「苑サマ💛」のブログを見て思い出した!!(笑)

それが「燃えよ剣」だったのだ。早速あっちゃんは憑りつかれた様に読み漁った。面白い!!面白すぎる!!!な、なんだこの小説!!!中学生にしてみたら、ませた表現もあるものの、どうして自分は中学生の時にこの本を読まなかったのか、言葉では言い表せないくらいに後悔したのだ。

「竜馬がゆく」が8巻まであるのに比べて、「燃えよ剣」は2冊で終わってしまう。なに!?なに!?物足りないぃぃぃ!!!

そして、本屋さんで新選組の歴史小説を買い漁り読みまくったが、「燃えよ剣」ほどの刺激を受けるものは見当たらなかった。さすが司馬遼太郎先生!!あなたの作品は世界一面白いです!!!!!!

中学生の頃にこの作品に出会っていたなら、いまとは違う未来を生きたような気がするほどあっちゃんの心を打ちぬいた!!

良い本と出会うのはとても難しいこと。だから、読めるときにドンドン読んで読みつぶしていくしかないのだ。

あっちゃんが来年出版する予定のエッセイも1人でもイイから、誰かの心を揺さぶることができたら、幸せ💛

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