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お母さんのための心理学web講座」の第3期34回目のまとめです。

 3-32回目で少しだけ取り上げた、基本的対人態度=IWM(インターナル・ワーキング・モデル)についてお話します。
 基本的対人態度(IWM)は一度形成されると変わりにくいと言われています。ですが、植木は回避傾向→安定傾向に変わりました。どうして変われたのかと言うことを今回はお話します。

基本的対人態度(IWM)と愛着

 イギリスの児童精神分析学者ジョン・ボウルビィが提唱した愛着理論がベースになっています。
 愛着とは、人と人とが心理的相互作用を及ぼして、お互いに好ましく思う状態のことです。乳幼児期の親子関係からはじまります。この状態が継続することで、人を信じるという土台ができます。
 愛着は主に、「子どもの気質的特徴」「親(養育者)の応答性」によって決まります。 

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