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お母さんのための心理学web講座」の第3期24回目のまとめです。 

前回の講義で食行動とは、探索→捕獲→調理→消化・吸収→排泄の一連の流れを指し、”食べる”というのは幅広い側面を持っていることをお伝えしました。今回は、参考文献の『食行動の心理学』5章6章から、社会行動面についてお話します。

食は他者との関わり

 食行動は”行動”という言葉がつくように、何らかの動きを示します。能動的、意識的な部分に加え、食=命なので快・不快の感情が残りやすくなります。

 食べるためには、売る・買う、作る・食べるというように他者との関わりが生じます。お腹がすいていなくても、お母さんから「ごはんよ~」と呼ばれたら食べたり、人から勧められたら別に美味しそうじゃなくても食べたりします。他者との関わりになると、その人との関係が食行動を促したり抑制されたりします。

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