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*カラフルなフルーツには秘密があった!


果実はどれも見た目が鮮やかな色をしていますよね。

なぜそのような色をしているのでしょうか?


疑問を紐解いてみましょう。



●実は鳥や動物に見つけてもらう目的があった!


果実が鮮やかな色をしているのは、
種子の発展が目的といわれています。

鮮やかな色をしていることで、

鳥や動物の目にとまりやすくなり食べてもらえる確率が増え、

そして果実の種子を遠くへ広く運んでもらうという意味があったのです。


バナナを食べる猿



●おいしそうな色へとの変化


果実は食べごろのものは美味しそうな色をしていますが、もともとは別の色をしています。

果実は実が大きくなる過程までは、
主に緑色といった、あまり目立たない色をしているのが一般的です。

未熟なイチゴ

そして果実が充分肥大して内部の種子がだんだん充実してきた頃になると、
果実に色が付いたり、柔らかくなったりしてきます。

また、糖度も増加してくるのでとても良い香りがしてきます。

完熟なイチゴ


●色の種類



果物の色は「食べごろ」を示すサインとして重要であります。


色の種類としては、

・アントシアニン系色素(赤・紫・青色)

・クロロフィル系色素(緑色)

・カロテノイド系色素(黄橙色から赤色)

・フラボノイド系色素(淡黄色)

このようなものが存在しています。



果実はそのまま食べられることを目的に発達した植物の組織のため、

・水分含量が高い
・バランスの良い甘みや酸味
・フレーバー成分の含量が高い

このような特徴をもっています。



※bitesjapansquadの投稿:きぴり

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