酔い回り (詩)

酔い回り

どっち付かずの
メトロノーム
まるでいつかの
わたしみたい

脳に釘を
打ち付けられる音
間違っていると
遠回しに
言われているみたい

椅子に座る人を
片っ端から見下してく
自分が誰よりも
偉くなったみたい

ただの気のせい
フラついて転んだ

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