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【週末おやつ】焼きたてピーチパイ

桃がおいしいこの季節。フレッシュな桃もいいけれど、今シーズンはピーチパイを焼いてみた。

前に一度だけ、焼きたてのピーチパイを食べたことがある。地元の大好きなスパゲティ屋さんで、食後に注文したものだ。スパゲティはもちろんだが、パイ生地で作ったピザがとってもおいしいのだ。

ピーチパイもきっと同じパイ生地を使用しているのだろう。焼きたてで、パリッパリで。ナイフで切るとみるみる崩れていき、食べにくかったが、おいしかった。

ただ、ビジュアルや、桃がどんな感じで入っていたのかが思い出せない。

このピーチパイを食べたのは、8年前くらい。わたしがまだピチピチの女子大生だったころで、おまけに仲良し3人組の久々のごはん会だったから、おしゃべりに花を咲かせていたのだ。


こんなにも思い出せないなんて。食いしん坊として、不甲斐ない限りだけど、仕方がないから思うがままに作ってみることにした。

作りかた

材料〜2人分 

  • 桃       1個

  • 砂糖                    50g

  • レモン果汁 小さじ1

  • 冷凍パイシート

  • 卵黄


手順

桃のコンポートを作る

ぐるりと一周切り込みを入れ、
やさしくひねって半分にする
種をとって、皮をむく
くし型にカットし、それをさらに半分にカット
小鍋にうつして、
砂糖をいれる
レモン果汁をいれる
さっとひと混ぜしたら、火をつける
コトコト煮る
5分ほど煮たら、火をとめて冷ます


パイシートに包む

冷凍パイシートを出す前に、

オーブンを230℃に予熱する
桃のコンポートは汁気をきっておく

まな板に打粉をして、
冷凍庫から出してすぐのパイシートをおく
4等分にする
その内2枚は切り込みを入れる
あみあみ〜
残り2枚に桃のコンポートをのせる
こんな感じ
重ねる
フチを指で押して、くっつける
フォークで周りを押さえる
卵黄を塗る。テリテリにな〜れ
予熱は230℃だったけど、200℃に下げ、15〜20分焼く
おいしそうな焼き色がついたら、できあがり
そのままでもいいけれど…
熱々のパイには、アイスでしょう!

アイスディッシャーは持ってないけれど、まあるいアイスを添えたい!ってことで、ネットで見つけた方法に初挑戦
適当な大きさのカップ(これはモロゾフのプリン型)に、ラップをたるませる。アイスをドーンと入れて、
いい感じに押しこむ。
これを、しばらく冷凍庫に入れておく
それっぽい、まあるいアイスクリームが完成
ピーチパイが焼けたら、大急ぎで盛りつける
いただきまーす


桃はごろっと。口に入れると、とろっと甘い。パイスイーツの定番、アップルパイともまた違う。とろける桃の食感がたまらない。

お店で食べた、パリッパリのパイ生地にはかなわないけれど、焼きたてパイのおいしさを家でも楽しめるのは、この上ない幸せ。冷凍パイシートバンザイ!

冷めないうちにと、熱々に気をつけながらも、お皿によそったピーチパイ。溶けないようにと、手早く添えたアイスクリーム。熱いものと冷たいもの。この2つを交わりを最高の状態で食べたくって、ついつい早食いになってしまった。

日曜日の昼下がり、ナイフとフォーク両手に、ピーチパイをせっせと口に運ぶ夫婦。側からみたらシュールだけども、わたしたちらしいな、と思う。


コンポートの使いみち

残ったコンポートもおたのしみ
王道は、やはりヨーグルトでしょう
高級ホテルの朝食に出てきそうなリッチな味になる
コンポートのシロップもしっかり使い切るぞ〜
アイスティーに入れれば、ピーチティーに早変わり。
アールグレイと桃の黄金コンビ。
わが家にかき氷機があったなら。ふわふわかき氷に、このシロップをたっぷりかけて食べたいなあ。なんなら、かき氷のためにコンポートをたっぷりと仕込みたい。


市販のパイシートと旬の桃で作る、お手軽ピーチパイ。旬ならではのフレッシュな桃ももちろんおいしいし、桃缶を使うとさらに簡単に作れそう。そして、シーズンレス。

ひんやりスイーツになりがちな桃を、ときには熱々で食べるのっていいなぁ。

ぜひ、お試しあれ。


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