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「NO MUSIC NO LIFE」でもないかな

僕は楽器をいくつか持っているが、最近はもういらないなぁなんて思っている。


なんで?持っておけばいつか使う時が来るんじゃない?
なんてポジティブに考えられればいいのだけど、僕はふと思った。

楽器って“人前で演奏してなんぼ”なんじゃないか?って。


ミニマルな考え方をするなら、じゃあそれっていつなんだろうか?と思ったりするわけよ。「いつか使う」という予測だけで持っていていいのは緊急用の食事と飲み物くらいなんじゃないだろうか。

対して練習もしない楽器に人前で演奏するときなんて来やしないわけなのよ。結婚もしていないし彼女もいないのに、子供の名前をひたすら考えたり、車の免許を持っていないのに取ろうともしていないのにどんなの車を買おうかと車屋さんへ足を運ぶ事に似ている。


僕も学生の頃は音楽が好きで、いろんな洋楽を聞いたり楽器を演奏してみたりしたものだったが、今や自然と音楽からは遠ざかってしまい疎遠になってしまった。今やもう全然全く音楽を聞こうともしない人間になってしまったな。
というのも、好きな音楽を聞いていると不思議と集中力が切れてしまうんだな。頭の中で歌詞があっちこっち行き交ってしまい、それこそこうやって文章を考えるときになかなか考えることができなくなってしまうのだ。

どっちかっていうと、全く知らない音楽や、リズムだけを聞いている方がなんとなく心地が良い。「Lo-Fi」ってやつをYouTubeで探してみたらいろいろと永遠に流れるやつがあって、それを聞いている方が心地が良いのである。


そんな事もあるし、イヤホンで音楽を聞いていると、車や自転車が後ろからやって来るのが怖くて仕方ないし、とはいっても片耳だけイヤホンをさしていても、それはそれで集中できないのである。
音楽を聞きながらどこかに行ったり電車に乗って散歩したりお出かけできるのが羨ましい限りである。


それと楽器を演奏することはまた別の話なのかもしれないけど、でも、人前に立つのはそもそも好きなことではないし、個人的に部屋でガンガン鳴らすのも、特にやりたいことではない。

と、そうやって考えると僕にとっては楽器なんて単なる思い出でしかないなぁと思って、もう手放してしまおうかと考えた。

またあたらしいフェーズに生活が変わりつつあるなと思った。






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