古いのが使いたい
とあるカメラ屋さんに行き持っているカメラの修理について聞いてみた。
詳しい事はカメラ本体を見てどんな状態なのか見てみないとわからないのだという。
なるほどね。
僕が持っているカメラは「ポラロイドsx-70」という、ポラロイドカメラのいっちばん初期のやつで、良く言うならオンボロ。
だけど使えるし、価値はあると思う。それに人気も高い。
それに、もっと言うなら僕はそれを改造もしてもらった。
ポラロイドカメラはISO感度を変更できる能力が無く、本体に合わせたISO感度のフィルムを使ってはじめて使うことができるようになる。僕の持つポラロイドカメラはそれをスイッチで変更できるという改造を施してもらったのだ。(説明が正しいかわからないけど)
こういう、古いものを新しく改造して使うのって、なぜかすごく好きなんだよな。
なんなら、車のデザインも70年代〜80年代のものが好き。
今の車の性能を引き継いで、ボディだけ変更して“組み替えられないものか”と思う。
フェンダーミラーのカローラとかクラウンとかサニーとか、スカイラインとかカッコいいじゃないのよ。
「昔のデザインカッコいいよな」で終わらせないでさ、昔のデザインを現行したいとなぜ思わないのか。その辺詳しい人に聞いてみたい。
だって、自転車だってバイクだって古いものを治して使っている人はいるし、それにカメラだって古いデザインのままデジカメになっている事もある。
昔のデザインのまま使いたいという人は少なからずいるのは確かだ。
ポラロイドなんかそれの代表みたいなところはあるだろう。
ポラロイドカメラのメーカーである「PORAROIDO社」は確か倒産しているはずだ。しかし、そうなるとポラロイドカメラのフィルムが作られないため、世界中にいるポラロイドのファンが泣く。
だもんで、ポラロイドを使いたい、復活させたいと強く願う人がポラロイドのフィルムを復活させたとか…というザックリな話を聞いたことがある。何とも涙ぐましい熱い話だ事。
で、カメラ屋さんに聞いたところ、修理代は5万〜6万かするとみていいと思いますよ。との事。
は?ふざけろ!
5万6万あったら中古のポラロイドが楽々買える値段だぞ。
「そんなオンボロは捨ててしまって、新しいのを買いなオッサン」
と、そう言いたかったのだろうか。
いや、悔しいな。
しかし、望みは薄くない。改造してもらったところのサイトを見て調べたところ、どのような状態なのかで、「よくある修理」の項目がありそこを見たところ、自分の持つポラロイドの状態がポラロイドカメラの“よく壊れる”場所なんだとわかった。
それくらいだったらざっと1万円くらいで承ると書いてある。
なんと!
じゃあ前回訪れたカメラ屋ってのは一体何を言っていたのかと呆れてしまう。
何が5、6万だ…!
くそう、してやられるところだった。
直して使ってみようかな。
気軽に読んでいただきたいので、ひとつひとつの記事に値段は付ていません。靴磨きや仕事のお手伝いなどを投げ銭でやってみると、様々な方が僕の仕事にいろいろな価値をつけて下さってすごく助かります。僕の記事にもあなたの価値をつけていただけると嬉しいです。