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眉毛抜きの話

みんなしってる?普通の毛抜じゃ眉毛は抜きにくいってこと。


まずはじめにこんな作文に立派なお仕事道具の写真を使わせていただいて、ありがたくもあり申し訳なくもある。siraga_bbさんありがとう。お写真使わせていただきます。



そう、そのへんにうっているごくごく普通の毛抜って〈眉毛を抜く〉って作業がめっちゃやりにくいのよ。

理由は毛抜の形と動作の特徴にある。顔の毛を抜くときはたいてい毛抜の向きは肌と平行にはならず、必ずと言ってもいいほどに斜めになるが、そうなるとなかなか毛がつかみにくくなってしまうのである。

そういうときは。
メイク道具が売っているコーナーなんかに行くと、毛抜きの掴みがななめになっている毛抜きを使うとよろしい。
多くの女性はそんなの当たり前じゃないかと思うかもしれないけど、男諸君
は知らない人もいるかと思うんだ。(しらんけど…)


ちなみに僕は知らなかって、家族の誰かが使っているのを見て知った。
使わせてもらったときの衝撃はやや大きかったかな。

最近眉毛がボーンとボサボサになってきたもんで自分の持っている毛抜きでチャレンジしたのだが抜きにくくて仕方ない。イライラもしてきたものだから、こりゃあ斜めの毛抜きが必要だってことで買いに行ったのだった。

とりあえず100円ショップにでも行けば売っているだろうよと思い、行ってみたら案の定ちゃんと売っていた。
よしよし、これで僕の眉毛の整い具合は安泰だと思っていた。

がしかし、いざ家で使ってみるとだ。
毛抜きの先に何やら粘着性のものがついているのに気がついた。

「これは…」

たぶんこの粘着でグリップを良くして毛をキャッチしているんだなぁと思った。言うなれば誤魔化しである。(僕からしてみれば)

何やら嫌な予感がしてきたが、その悪い予感は的中する。


そんな誤魔化し程度には通用しない僕の眉毛は、しっかりと根を張って踏ん張るものだから、全然抜けやしないのである。なんともムカつくことか。
しかし、そんなにもしっかり生えている力強い眉毛の生え具合に僕は誇らしくもあった。   うそだけど。

いや、ぜんぜんまったくもって迷惑なのである。
もう生え具合が良くないのか、この毛抜きの性能が良くないのかわからなくてこの気持を誰にぶつけていいのかもわからなくてこれを書いているわけだが、とりあえず新しい毛抜きを買う決心をして、このやくたたずな毛抜きさんとはオサラバすることに決めた。今はもうすでにゴミ箱の中で燃えないごみたちと仲良くしている。お前の能力にゃあ、そこがお似合いだぜ!

ちゃんとこういうものは眉毛抜き用として作られた毛抜きをちゃんとメイク道具売り場とかで探さないといけないという、言わばこの作文は反省文なのである。






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