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亀仙流ダイエット「よく食べる」ってどういうことなんだ?じっちゃん

亀仙流の生活をダイエットに活かそうと考えている。
運動を生活の中に取り入れ(できたら中心に)、生まれた体力の余裕を遊びに使って、大いに楽しんでしまおうじゃないかという作戦である。具体的な目標と目的を決め、それをさらに細分化。小さな目標を決めていく事で毎日のトレーニングを設定しやすいのではと考えた。


前回は食べ方の修行目的の細分化を考えた。ダイエットをするに当たって、食べるものが決まっていないのは非常に効率が良くない。
朝ごはんと同じようにして「決まったもの」を食べるようにしたらダイエットや減量はしやすい。
朝のルーティンもめんどくさいけど、決まった事をしているだろう?夜のルーティンだってそうだ。みんなめんどくさいけど1日2〜3回は歯を磨いたりしてるのである。それと同じだ。

じゃあお昼ごはんは?
昼ごはんも「お弁当にしている」と決まっている人はそう決めているが、時間が安定しなかったり仕事が忙しくて持ち帰ることも多い人はお昼ご飯は外食にしてしまっているという人も少なくはないだろう。そんな時は思いきって昼は食べないか、コンビニのおにぎりをひとつとカップのお味噌汁だけにした方が良いかもしれない。

朝と夜の食事が決まってしまえば、あとはお昼の事を考えたらいい。
そうなるとちょっと楽かもしれないぞ。



今回は「よく食べる事」について考えたい。
亀仙流の教えの1つにこれはある。

よく食べると聞くとたくさん食べる事だと思うかもしれない。実際、修行中の悟空とクリリンはめちゃくちゃたくさん食べていた。しかし、亀仙流なのはこどもだけじゃない、もちろんおじさんにも向けて、そして女性にも向けて考える必要がある。

おじさんや女性にたくさん食べろというと、太ってしまうから嫌だというに違いない。
しかしここで注目したいのは、亀仙人は「よく食べ…」とは言ったけど、「たくさん食べろ」とは言っていないのである。

ど、どゆこと…?


つまり「よく食べる」というのはこう解釈することもできるはずだ。
「良く食べる」である。

質の良い食事をしなさいというわけである。

前回に考えたように、食事の量が決まると必然的に“少量で食事を済ませる”と決まってしまう(人によっては)。そうなるとたくさん食べるってこともできなくなってくるし、ラーメンが食べたいとかステーキが食べたいという時はどうしたらいいのやら…。となってしまう。

そういう事があるからダイエットは辛いんだとなるのもあんまり楽しくはない。だし、「亀仙流も他のダイエットと変わらなくておもしろくねぇ!」なんて言われちゃ本末転倒。

そこで、「良く食べる」という考え方をするのだ。

僕の中にはこうやって考えると、ラーメンやステーキだって“食べても良い”という考え方になる。
そういった、今日は食べすぎたなぁなんて思う日があったら、決まった時間に食べる予定だったものを食べないようにしたらいい。次お腹が空くまで待つか、それでも空かないならもうぬかしてしまったらいい。そして夜までお腹が空かないとか深夜にお腹が空いてしまうようなら、もうそのまま寝てしまおう。そしたら、「お昼にラーメンを食べたら夜は食べなくていい」という自分の身体の特徴もわかってくる。たまに、夕方以降にコーヒーを飲んだら眠れないからと言って、コーヒー、紅茶、緑茶を飲まない人がいるが、あれと同じである。「お昼にラーメンを食べたらもうそれ以降は明日まで食べないって決めてるの」と決めてしまう。食べ方をよく考えることで、何だって我慢せず食べられる。

「良く食べる」とは質の良いものを食べなさいという事でもある。
たまにこんなことはないか?
コンビニやファストフード、ファミレスのドリンクバーなんか頼んで、「ああ…頼まなきゃよかった~」なんて思うのだ。
コンビニのサンドイッチやおにぎりは高いし、それに具が少ない。ファストフードのハンバーガー、肉もパンもパサパサでペチャっとしてる。しなしなのポテトフライ…油食ってるのと同じだな…。なんて具合だ。

その後、夜に行ったデパ地下の魚市場とかお肉売り場のお惣菜で、今日食べたファストフードと同じ値段のお魚やお肉が並んでいる。
ファストフードを食べるんじゃなくて、こっちのお魚とかお惣菜のお寿司を買えばよかった…。
そんな感じで「損した気分」にさせられてしまうのである。それならそもそもこっちのお刺身を買ったらよかったなぁ。なんてね。

「練習はウソつかない」とは良く言ったものだ。
亀仙流では食事も修行のうち!「良く食べる」とはこういうことだ。量より質、賢く食べるなら良いものを買って食べる!たくさん食べて満腹になった時の満足感は明日まで続かないのである。

それよりもちょっと贅沢して良いものを食べた方がまだ賢いと言えるだろう。ちょっと贅沢したりした満足感は、意外とずっと残っているものだからな。「こないだのアレ、美味しかったね!」とは言うけど、「こないだめちゃくちゃ満腹になったね!」とはなかなか言わないからね。どうせなら記憶に残る食事をしよう。

次はライバルや友人の存在、について考えてみようと思う。

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