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お直し

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お直ししたものの記録。
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#お直し

【金継ぎ】マグカップ、欠けを直しました。

【金継ぎ】マグカップ、欠けを直しました。

欠けを繕う。金仕上げ。

ご依頼品。
取っ手の欠けを直しました。

取っ手の内側なので、物理的にちょっと直しにくかったですが、なんとか綺麗に。
悪目立ちしないか少し心配でしたが、うつわの色味と金がよく馴染みました。

【金継ぎ】耳付き小鉢、2つの割れを直しました。

【金継ぎ】耳付き小鉢、2つの割れを直しました。

割れを繕う。金仕上げ。

ご依頼品。
陶器の耳付き小鉢、2つの割れを直しました。

ご依頼者様の陶芸教室の先生の作品だそうです。
釉薬の色と、金がよく似合います。
ピシッと綺麗に割れていたので、ズレもなく、細く直せました。

【金継ぎ】サラダボウル、欠けとひびを直しました。

【金継ぎ】サラダボウル、欠けとひびを直しました。

欠けとひびを繕う。銀仕上げ。

ご依頼品。
吉田直嗣さんのサラダボウル。
縁の欠けと、ひびを直しました。

吉田直嗣さんの器は、どこかアンティークっぽいので、経年変化のある銀をおすすめしました。
銀の変化は身体に害のあるものではなく、じんわりと馴染んで育っていくのが楽しい仕上げです。

【金継ぎ】磁器の飯碗、3つの割れを直しました。

【金継ぎ】磁器の飯碗、3つの割れを直しました。

割れを繕う。銀仕上げ。

ご依頼品。
3つの割れを直しました。

高台を残してぐるっと、ほぼ半周割れていました。

磁器なのでガラス用漆を使った錆漆で接着しました。磁器はガラス質が多いので、ガラス用漆との相性が良しです◎

長年お使いの飯碗とのことでしたので、悪目立ちせず、馴染むように銀でお直ししました。
サラッと、淡々と、最初からそこにあったように直せたと思います。

【金継ぎ】益子焼マグカップ、取っ手を直しました。

【金継ぎ】益子焼マグカップ、取っ手を直しました。

割れを繕う。銀仕上げ。

ご依頼品。
マグカップの取っ手の割れを直しました。

取っ手の上部は途中から、下部は根本から割れて、本体から外れていた状態でした。

まず麦漆で接着し、錆漆で和紙を貼り補強。
その後黒漆を塗り重ねて、銀消粉を蒔いて仕上げました。

ご夫婦でお揃いのマグカップとお聞きし、カップに馴染むよう銀仕上げをご提案しました。
銀は経年変化で、色味がアンティーク調に変わっていきます。そ

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【金継ぎ】一輪挿し、挿し口の割れを直しました。

【金継ぎ】一輪挿し、挿し口の割れを直しました。

割れを繕う。銀仕上げ。

ご依頼品。
和田麻美子さんの一輪挿し、首がぽっきりと折れていた割れを直しました。

まず麦漆で接着し、錆漆で和紙を貼り補強。
その後黒漆を塗り重ね、銀消粉を蒔いて仕上げました。

細い繊細な造りだったので、強度を高めることと、一輪挿しの機能を損なわないように気をつけました。
麦漆で接着する際、内側は見えないので、口が埋まってしまわないように…

一輪挿しは首の部分を持つわ

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【金継ぎ】惣堂窯の豆皿、4つの割れを直しました。

【金継ぎ】惣堂窯の豆皿、4つの割れを直しました。

割れを繕う。ベンガラ漆仕上げ。

割れ物ポストから。
オンライン講座で見本として直しました。

まず麦漆で接着し、割れ目を錆漆で整え、黒漆を塗り重ね、ベンガラ漆を塗って仕上げました。

オンライン講座の6回という最短で直したので、普段のご依頼品ほど、細かい直しのクオリティは高くありませんが、なんとか最低ラインまでは到達。

割れ物ポストは「金継ぎしたいけれど予算が…」という方や「捨てるには忍びない

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【金継ぎ】台湾の急須、取っ手を直しました。

【金継ぎ】台湾の急須、取っ手を直しました。

割れを繕う。銀仕上げ。

ご依頼品。
取っ手が根本からごっそりと外れ、さらに3つに割れていたものを直しました。

まず麦漆で接着し、錆漆で和紙を貼って補強、黒漆を塗り重ね、銀消粉を蒔いて仕上げました。
小さな急須ですが、安心と安全のため、和紙でしっかりと補強。

揃いの茶器があるとのことでしたので、悪目立ちせず、馴染むように銀仕上げでお直ししました。
そのまま取っ手を接着しただけだと、のちの使用に

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