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2.金継ぎでなおしました〜デコ招き猫

自己紹介


はじめまして

私は金継ぎを習っています。

はじめたのは2018年の新年明けた頃だったと思います。

あれから5年が経ちました。

金継ぎはずっとやりたくて始めたはずなのですが、金継ぎの地道な作業に馴染めなくて、焦らずにゆっくりと、気長にやってきました。

こんなに長く続けられているのは、先生が良い方だからだと思います。

最近私はやっと重い腰を上げて、金継ぎが上手くなりたいと思いはじめました。


このノートでは、これまでになおしてきた金継ぎの作品を紹介したいと思います。

リラックスして読んでください。







招き猫を落としてしまった!


デコった招き猫を取引き先の方からいただいていました。


キラキラ装飾のデコ招き猫に屋号を入れて頂いたお心遣いのお品

お気に入りの小物たちと一緒に、お部屋に飾っていました。

事故は突然やってくるものです

お部屋で作業してる時に落としてしまいました

ショック!!!!!

やってしまった!


壊れた時、不穏な空気になるものです。

頂いたものなのに…
不吉…
縁起物なのに…
不注意だった…

でも、
金継ぎを習っていると…

新しい課題ができた!

と、嬉しさに変わるのが有難いです。

金継ぎを習う前は、何かを割ってしまったらば、数日間凹んで自分をせめていました。
 

壊れたものは何かの災いの身代わりになってくれる


ある時から、
そういう思想が私に加わり、自分を責めないようにしていましたが、
やっぱり壊した時は自己嫌悪に陥ります

金継ぎをはじめてからは、

割れたら自分でなおせる
色々なものをなおすことで経験値が上がる


とポジティヴな切り替えが早くなりました。

メンタル的にいいです

なおしかた


招き猫をなおすのははじめてでした。

陶器的には壊れやすい素材で、なおすのも悩むところです

縁起物だから寿命と思ってお別れするか…

いただきもので、デコってる招き猫は珍しいからもう少し手元に置いておきたい

まずは先生に相談しました


左側に後ろの腰の部分が割れてしまいました

破片はありますが、粉々になってしまったものは使えないので除いて、ふたつの破片を接着しました

招き猫のゴールドに合わせて、今回は漆に金色の粒子が入ったものを塗布しました。





使用した素材:漆
制作時間:3ヶ月

猫の素材が柔らかい陶器?だったので、どうかなと思いましたが、なんとかなおせました。
割れた場所も後ろだったので目に入らないし、前からだと目立たないので一安心です





終わる前にお詫びがあります。

投稿後に、読み直ししてから誤字脱字を発見することがあります。
読みにくい場面があるかもしれませんが何卒ご容赦ください。

共感、発見、楽しさを感じて、キスをしてくださると励みになります!


最後まで、読んでくださりありがとうございました。
次のnoteでお会いしましょう。

感謝を込めて


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