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初モンゴル旅行で持ってて良かったもの4選

人は旅に出る。それは人類がアフリカに誕生して以来、世界中に拡散していった人類のDNAに刻まれた本能にも近い欲望。
それは「グレートジャーニー」と呼ばれる壮大な歴史の記憶と本能。



ごきげんよう。徳田です。
そしてここはモンゴルの草原。

「モンゴルに来た」
「馬で来た」


この7月、モンゴルの草原にあるツーリスト用キャンプで1週間の夏休みを過ごしてきました。
子どもの頃からの夢であった「モンゴルの草原での乗馬」。遊牧民と一緒に並んで馬を駆けるという夢がやっと叶いました!

普段の生活とは違う海外での1週間、その中で「持って行って良かった!」と思うものがあるので、今後モンゴルの草原へ旅行する方のために残しておこうと思います。

【モンゴルへ持って行って良かったもの】

第4位 粉末飲料

今回お世話になる旅行者用キャンプでは、お湯とミネラルウォーターの準備があると聞いていたので「粉末ポカリスエット」と「粉末茶」を持って行きました。
体調不良やカゼをひきそうな時は「粉末ポカリスエットを溶いて飲み、あとは寝るに限る教」を信仰している身なので、旅行へ行く前に必ず買います。

大塚製薬公式では10L用粉末も販売していた。10L用!?

特に今回の旅行は、ウランバートル市内から1時間以上離れた草原の真ん中のキャンプ地。万が一、体調不良になっても近所に頼れる医者や、大きめの薬局はありません。
草原で乗馬をした後、「なんか疲れたな…」って状態の時に「水で溶いた粉ポカリ」は身体にしみます。草原のオアシス。

私はかつて乗馬を習っていたのですが、その頃お世話になった乗馬厩舎では、体調不良などで沢山水を飲ませたい馬には「水で溶いた粉ポカリ(濃いめ)」を与えていました。
濃いめに作ったポカリスエットを、トイレットペーパーの芯くらい太いシリンジ(針のない注射器)で吸い、馬の口を上に向けさせ、そこに流し込みます。そうすると、濃いポカリを飲んでのどが乾いた馬は自然と水を飲みだす、というけっこう雑な飼育理論でした。
日本の乗用馬は元競走馬が多く、体重はだいたい人間の約10倍、500~600キロ近くあります。そんな巨体の体調不良にポカリが効くのかは分かりませんが、馬は甘い味が好きでなので、嫌な顔もせずゴクゴク飲んでいた……というか、飲まされていたのを見ていた記憶があります。

話が横道にそれました。ポカリの話は終わり!

私はお茶が大好きで、それがない生活が考えられない人間です。もはや茶依存症、1日に1杯はお茶を飲まないと手が震えます。
嘘です。おまわりさんを呼ぶのはやめてください。

忙しい時でもすぐお茶が飲めるよう、家でも会社でも「お~いお茶」の緑茶粉末を常備するほどなのですが、海外旅行はもとより、国内旅行でも「伊藤園のインスタント茶」シリーズを持ち歩くようにしています。

海外で鶴瓶さんを笑顔を見た時の安心感よ

旅先で飲める水さえあれば、いつでも飲みなれた味が口にできるという安心感はすごい。夕方、ゲルに帰ってきて、伊藤園の粉末茶を溶いて飲めばそこは居心地良い自分の部屋に早変わり!心からホッとできます。

コロナ禍の真っ最中、帰国のメドが立たない欧州在住の日本人の友達に「日本の味詰め合わせ」を送った事がありまして。
その際、リクエストはあるかと聞いた所、真っ先に出た答えが「伊藤園のお茶!麦茶とほうじ茶飲みたい!」でした。
友人曰く「ヨーロッパでも『伊藤園』は知名度ある!でも緑茶以外のお茶は手に入りにくい」とのこと。
「詰め合わせ」を送った所、「やっぱり伊藤園は美味しいね~日本の味!」と喜んでくれたのが嬉しかったです。

伊藤園ありがとう。これからも海外で頑張る日本人と、私たち旅行者のオアシス担当としてよろしくね!

3日目の昼食、みんなで作ったモンゴル肉まん「ポーズ」

奥のピッチャーに入っているのは、レストランで毎食出たお茶。渋みやクセがなくて飲みやすかったのですが、肝心の何茶なのかを聞き忘れてしまいました。

第3位 折りたたみ洗面器

折りたためるので旅行に最適

「折りたたむと薄くなる」洗面器。
底とフチの部分がプラスチックで、間の側面はシリコンでできているため、折りたたむ事ができます。海外旅行の際はたたんでスーツケースにin!

今回のキャンプ地は、草原の真ん中にありながら地下水が湧くという奇跡的な場所らしく、水洗トイレと温水シャワーがあり本当に快適な場所でした。
敷地の真ん中にレストラン・トイレ・シャワールームが1つになった建物があり、周囲に旅行者用ゲルが複数並ぶという造り。

4人宿泊用のゲルがずらりと並ぶ

ベットがあるゲルとシャワー棟は離れているため、シャワーはもちろん、お手洗い、歯みがき、洗濯…… 何かと行き来します。
この洗面器、洗面道具を入れて持ち歩くのはもちろん、たまった洗濯物を入れたり、シャワールーム内で「貯めた水」で顔を洗う時にも重宝しましまた。

今回の宿は水回りが快適だったのですが、海外のホテルに宿泊すると、洗面台の栓が緩く「水が洗面ボウルに貯まらない」という残念な部屋にあたる事があります。
そんな時でもこれがあれば安心して洗顔や洗濯ができるんですね~!

「わぁ~社長!あって良かった『夢・折りたたみ洗面器』」

※夢グループ通販ではこの洗面器は取り扱いがありません。あしからず


第2位 クリップ滑り止め付き・洗濯ロープ

洗濯ロープ+洗濯クリップ+滑り止めのセット

私は「海外旅行ハック」といった分野は素人なのですが、この「洗濯ロープ」は使えます!

先にモンゴルのゲルの構造を簡単に解説しておきますと……。
「折りたためる格子状の骨組み」がぐるりと丸く囲んで壁となり、「中心で支える支柱」と、「丸い天窓枠」、「垂木たるき」(屋根の骨組みになる細い木)が支え合って骨組みになります。
ゲルの中に入ると、天井に何十本と組まれているオレンジ色の垂木が壮観!

ゲルの丸窓枠を360度支える垂木

この垂木と格子の骨組み壁の間が、洗濯ロープを引っ掛けて使うのに大変便利なんですね~!引っ掛けておく場所が沢山あるので、洗濯ロープの設置先に困らない!しかも基本的に水平を保てる!

キャンプで洗濯ロープを張ると、どうしても左右同じ高さにならず、洗濯物が片寄ってしまう事ってありますよね?そんな時のために、このロープには洗濯クリップの「すべり止め」がついており、これが大変便利なのですが、今回のモンゴルではすべり止めの本領発揮ならず!
だってゲルの中は垂木が沢山あって、どこにロープを張っても水平になるから!
けれども、すべり止めのおかげで、ベットの上に張ったロープからライトをぶら下げる時、ベストの位置に固定できました。
やはりすべり止めは必要です。

今回の旅行、同じゲルになった初対面メンバー3人全員がこの「洗濯ロープ」を持っていました。宿到着初日の夜、それぞれがベットまわりを巣作りする際、3人とも同じロープを持っている偶然に大笑い!
メンバーの内1人は海外ノマドワーカーだったのですが、そんな旅慣れた人も使っている「持っていて良かった逸品」がコチラです!

第1位 防水ソーラーライト

今回、初めて使ってみた

第1位は、空気でふくらむタイプのソーラーライト!
便利すぎたので紹介します!
その名は「エムパワードアウトドア2.0 Pro」

1度も使わずしばらくしまい込んでいたのですが、「いつ使うか?今でしょう!」
モンゴルにて華々しくデビューすべく、スーツケースのすき間に押し込みました。

滞在2日目の朝、泊ったゲルの入り口にソーラーパネルを上に向けて置いておき、夕方、乗馬から帰った際に回収。充電時間は10時間程度でしたが、モンゴルの強い太陽光のお陰でフル充電。
裏側から空気を吹き込んで膨らませ、電源オーン!

うわっ!まぶしっ!!

「強」点灯が明るすぎて、慌てて「弱」に切り替えました。
こういうタイプのライトは珍しいのか、みんなから「何それ?どうなってるの?」と聞かれたので、便利ですよ~って勝手に紹介してしまいました。

滞在3日目20時半、日が沈みきる直前の美しさにしびれた

日が落ちると草原は真っ暗です。
その分、信じられないほど星空は綺麗なのですが、やはり暗いって怖い。シャワーやお手洗いに行く時、ゲル内で電気を消した後に少し荷物整理をしたい時、ライトが大活躍。
外せるストラップがついているため、手がいっぱいの時はパンツのベルト通しに引っ掛けておけるし、ベット上に張った洗濯ロープにもすぐ取り付けられる。

点けた瞬間、あかりがビニールを通過してプワッと拡散する感じは、懐中電灯というより「ちょうちん」。夏祭りの夜店とか、盆踊りの帰り道に欲しいあかりだ。
何より軽くて防水なので、水回りに持って行っても気にならないし、ちょっと雨降っても大丈夫なのが良かった。

唯一の欠点は、USBがついているけどスマホがフル充電にならなかった点くらいかな。
モンゴルへ持って行くまでは戸棚にしまっていたのですが、とても便利だったので、帰国後は非常持ち出し袋に入れています。

人生初のモンゴルは、しまいこんでいた道具を使ってみる良いきっかけになる旅行だったのでした。


今回の旅行でお世話になった「モンゴル武者修行」

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