コンビニ人間
コンビニ人間 村田沙耶香
あの私が活字を読んでるみたいですよ・・・え、あの?(笑)知りませんよね。毎日noteも書きたいと思ってはいますが、ルールを作ってしまうとやらなくなりそうなので。はい。
さて今回はこちらの本を読みました。実はずっと読んでみたいと思っていました。雨トーークの読書芸人で3人ほどかな、こちらの本をお勧めしていたので。ましてや好きな芸人さんがおすすめしていたので。急ですけど私はオードリーの若林さんが好きなんですよ。ま、この話もおいおいできたら。するかどうかは分からないですが。
本題に入りますか。
個人的見解やネタバレが含まれている場合がありますのでご了承ください。
文章自体は難しくなく言い回しもすんなり入る文だったので読みやすかったです。そして何といっても最初の冒頭。主人公が子どもの頃、変だと言われていたエピソードが何とも、面白かったです。例えばネタだとしても小説だとしてもいや小説ですね(笑)実話だとしてもなぜそうゆう考えになるんだと。
小説ということを置いておいても、という表現の方が良かったですね。主人公が子どもの頃、死んでいる小鳥を見つけて母親に焼き鳥にして食べようと提案。いや、発想が好きすぎて。水族館で魚を見ておいしそうとはまたちょっと違うんですよね、何が違うかは分かりませんが。
そこから引き込まれて一気に読み進めました。30歳過ぎてアルバイト、未婚。どうかしてるよ。人生100年の世界になってきている日本ですが、3割の部分で何でそんなこと言われなきゃいけないんですかね。現実がそのまま物語ってたなと思いました。時代は変わっているのにルールはないのに、自分の常識や世間体の常識からはみ出すと嘲笑う世界で。
主人公がバイト先で知り合った男性と同棲することになり、そのことが分かると職場の人はそのことの会話ばかり。結局人が興味あるものは恋愛、男女のこと。そこに関してはすごく納得をしました。
このコンビニ人間を読むと、ひるねちゃんに話した時に作品の一部にこうゆうのがあると教えてくれました。変なものには土足で上がってその原因を突き止めようとするというニュアンスの文章。これがすごく、きののぽいと。
だからこの、このコンビニ人間は読みやすかったし、私が考えてることはこうゆうこと。という納得とすっきりがしました。
普通の状態で生活していると何も見られずに何も言われない。少し人と違うことをすると、あの人変だねと急に嫌なスポットライトを当たる。
自分が一番輝ける楽に過ごせるところにいるのが一番なのに、なぜ皆普通のレールに乗っていなきゃいけないのだろう。
個人的評価 ★★★★★
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