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【発達障害】どうにもならない子育てのつらさ。抱える容量がふえるだけでいい【不登校】

\子育てにあたらしい選択肢を/
すべての子ども施設にマインドフルネスの保護者支援が
当たり前にある世の中にしたいと活動中。
臨床心理士・公認心理師小林ふみこです。

https://fuka.email/page/12062.aspx(メルマガや現在募集中のワークショップはこちら)

ペアトレなどで様々なスキルを学んでる。
学んだけど、子育ての辛さは変わらない。
私のやり方がマズイのでは。
職員さんの教え方の問題!?
子どもが反抗的だから!?

ぐるぐる…堂々巡り…。

こんな状況のママさんが、この記事でちょっと楽になりますように。そんな思いで書きました。わたしのしくじり体験談をまじえて書いていきます。


なぜ特性にあった支援を学ぶ必要があるのか


子どもに特性がある。
特性に応じた対応をする。
特性に応じた対応をするのはなぜだろうか?

私はこう考えます。特性により、

【例1】
子ども自身が怖がったり不安だったりする。
だから、自発的に吸収することが難しい。

【例2】
子ども自身がすぐにカッとなったり手がでたりする。
だから、お友だちなどに否定的に見られやすい。

【例3】
子どもの特性が分かりにくい。だから、身近な大人の関わり方も分かりにくい。時にお互いの地雷を踏み、関係性が構築しにくい。

特性により制限されている状況がある。
だから、できるだけその状況を理解してあげて、子どもの伸びやすい環境にととのえてあげる。そうすると、子どもの成長や生きやすさが促進される。

だから、支援方法を親も学ぶのかなと思います。
待ったなしの難しい選択・対応。
本当にお疲れ様です。

じつは、子どもを変える方法じゃない


子どもの対応を学ぶ理由は、子どもの伸びやすい環境をととのえるため。でも、当時、ペアトレとか感覚統合とか学んで実行したら、子どもが落ち着くはずと信じて疑わなかった私。

この労力に見合った対価(成長や変化)がほしい。

私、どこかで思ってました。

あなたは、いかがですか?

・大人が変わったからと言って、すぐに変わるかな。タイミングは人それぞれかもしれない。
・変わること、変わらないこと、どちらもあって当たり前なのに、子どもには変わること求めている。それって、私の大変さを変えたいからだ。

私の大変さを変えたくてもがき苦しんでたんだ!!!

と、あるとき気づきました。

なんだか泣けました。それだけ大変だったって、自分でも気づいていなかったので。だから、既存の方法で堂々巡り空回りがんばっていたんだと。


子どもを変えることをやめたら、子どもが変わった


自分のために、ペアトレとか必死でがんばってたんだと気づいてから、がんばるのをやめました。

子どもを変えようとするのをやめました。
正しい私であろうとするのをやめました。

・YouTubeもありたがく見る(すんごく罪悪感があった)
・週末外出しない(子どものために必ずしていた)
・母がもう精神的物理的に無理なことは無理と伝える(腰痛あったのに抱っこしていた)
・正しいペアトレの反応スタイルをやめる(演技してた)

「こうあるべき」を解放していきました。
夫に「前まで辛そうだった」と言われました。(辛そうなんて気づきそうにない人が気づくくらい辛そうだったみたいです)

「正しい」母親像をむりにつくるのをやめたら、子どもがなんだか楽になりました。落ち着きました。不思議なことに。

ぎちぎちに固められた土では種は育ちません。
ふかふかに余白のある土になったから成長できたのでしょう。
ふかふかの余白=容量が増えたと言えるかもしれません。

容量をふやすぞ!!ってがんばらない。気づいたらふえてたを叶えるために


よっしゃ!子育ての辛さを抱える容量をふやすぜ!!
と正しい方法を取り入れるのは、また堂々巡り。容量が思うように増えないと悲しくなったりイライラしたりしてしまうから。

気づいたら、私、でっかくなってる!!をめざすために。
まずは、立ち止まってみる。
立ち止まったとき、焦り、罪悪感、不安、でてくると思います。
でも、それもそのまんまにしておく。
私も子どもも必ず変わる。世の中、変わらないものはありません。
どう変わるか予測はつきません。でもあなた自身がほっとしたりやすらげたりする変化であれば、子どもには必ずよい影響を与えてくれます。

マインドフルネスワークショップで一緒に立ち止まることもできます。https://mosh.jp/services/196230

まとめ


どうにもならない子育てのつらさ。
変えようとするのをやめる。
抱える容量がふえるだけでいい。

https://fuka.email/page/12062.aspx


開催者


小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)


2児の母。療育や発達支援の現場で約11年目。
特性のある息子に既存の発達支援のhow-toが立ち行かず苦悩する日々。
マインドフルネスに出会い、育児がすごく楽になりました。
この経験から、育児をがんばってもうまくいかないママやパパに
あたらしい選択肢があることを知ってほしい!子どもの施設に当たり前に
マインドフルネスが選択肢にある世の中にしたい!と活動しています。





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