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HSPを知って感じたことや心境の変化

こんにちは。きのです。
ご覧くださりありがとうございます。

繊細な自分と向き合い生きづらさを乗り越えてきた体験や学んだ知識について、主に発信しています。

この記事では、HSPを知って感じたことや心境の変化について、一例として私のケースをお伝えします。

HSPを知ってどんなことを感じましたか?
HSPさんは、その気質について知ったときどんな心境になるんだろう?
そのような疑問を感じた際に、私の体験が少しでも参考になりましたら嬉しいです。

私の場合は、自分がHSPかも?とわかったとき、主に次のようなことを感じました。

自分らしく生きようと思えるまで、ある程度時系列に沿った心境の変化をご紹介する内容になっています。


▼安心した

疲れやすかったり、些細なことを気にしやすかったり…、自分にはネガティブに感じられる特徴がたくさんありました。

こんな悩みや特徴があるのは自分だけなんじゃないか?
自分がおかしいんじゃないか?
自分を変えなければいけないんじゃないか?

長い間苦しい気持ちを抱えていました。

でも、HSPを知って情報収集する中で、自分と同じような感覚を持つ方が多くいらっしゃることがわかりました。

それ以前は、実生活の中で自分と同じような感覚を持つ方と出会う機会はありませんでした。
でも、HSPという共通ワードでつながる方とのご縁の中で、悩んでいるのは自分だけじゃなくて、共感し合える方がこの世界にはいるんだ!と知ることができたんです。

それは本当にありがたいことで、今までにないような安心感を得ることができました。
自分の世界が、視野が広がっていく体験になりました。

▼自分を責めることが減った

HSPを知るまでは、疲れやすい、悩みやすい自分を頻繁に責めていました。

自分を責めたり、自己否定がデフォルトのような思考を持っていたなぁと振り返ると感じます。

それは、世間一般に合わせられない、社会に適応できない自分が悪いという考え方です。

自分は社会不適合者で、人間として生きることに向いていないと思っていました。

でも、HSPを知って、疲れたり悩んだりしやすいのは全部が自分のせいじゃなくて、生まれ持った気質の影響もあるんだということがわかったんです。

自分ではコントロールできないような部分にも原因があると気づいたんですね。

また、他のHSPさんと交流させていただく中で、繊細で敏感な傾向のある人がこの世に存在するのは、不思議なことじゃないんだということも理解できました。

私以外にもそういう方はいらっしゃるし、種の保存という観点からも一定の割合で存在するものなんだと腹落ちした感覚です。

それからは「そんなふうに感じるのも仕方ないよね」と、悩みやすい自分を少しずつ受け入れられるようになりました。

自分を受け入れて、責めることが減るにつれて、悩みやすいからこそどうするのか、具体的な対策を考えることに意識が向くようになっていきました。

▼後悔を感じたときもあった

HSPを知って安心したり、自分を責めることが少なくなっていった一方で、
「もっと早く知りたかった」と後悔した時期もありました。

私は現在30代で、子どもがいます。

子どもの頃から人の気持ちに敏感で、いわゆる「普通」であることを意識して生きてきました。親や先生、友達に変に思われないように。

勉強や普段の行動から、就職や結婚などのような人生において重要なことまで、何から何まで「普通」であることに重きを置いて、無理をしていたように感じます。

もし、もっと早く、10代20代の頃からHSPを知っていたら、今よりも自分に合う進路や環境を選べていたんじゃないか?

「普通に生きなきゃ」と無理をするのではなくて、もっと自分らしい人生設計をして生きていられたのかもしれない。

そのような後悔の気持ちを感じることもありました。

子育てやママ友付き合い、ご近所付き合い、親戚付き合いがしんどいと感じる理由もHSPから紐解くことができたので、
もっと早くHSPを知っていたら、自分に負担のない人生を選べたのかもしれないのに…と思ってしまったんですね。

でも、パートナーや子どもたち、家族の存在や、今ある生活は、とても尊いものだという実感もあります。

今、身を置かせていただいている環境や立場を受け入れて、今ここからこの場所で自分にできることをしていこう。

後悔の気持ちを一度受け入れたら、一時期より前向きに人生を捉えて進んでいけるようになりました。

▼自分を理解したい

HSPを知って安心したり、ネガティブに捉えていた自分を受け入れたりすることで、生きていてはじめて「自分を理解したい」と思うように心境が変わりました。

「多数派の世の中に合わせる」から、「自分の気持ちを知りたい」に考え方が少しずつシフトしたような感じです。

HSPについて学んでいく中で私がはじめて知った言葉に、「自分軸」「他人軸」というものがあります。

先ほど少し書いたように、まわりの人の気持ちや常識を意識してきた私のこれまでの人生は、完全に「他人軸」でした。

子どもの頃からかなり長い間、自分の気持ちを置き去りにしてきたと感じます。

自分が何を考えているのか。
自分の気持ちがよくわからない状態だったと自覚しています。

自分は何を感じて、何を考えているのか?
自分の気持ちは何なのか?
本当は、自分はどうしたいのか?

HSPを知ったこれからは、意識して自分に問いかけるようにしていきたいです。

HSPを知ったことで、はじめて「自分」というものを意識して、自分をもっと知りたい、理解したいと思うようになりました。

自分のために「自分軸」で生きていきたいと強く実感しています。

▼自分らしく生きたい

HSPを知ってはじめて「自分自身」を意識したことで、自分らしさについても自然と考えるようになりました。

私にとっての自分らしさとは何なのか?
この先どんなふうに生きていきたいのか?

HSPを知る前は、大多数の世間一般に合わせられない自分はダメな人間だとずっと思っていました。

でも、HSPを知った今は、自分は自分でいいんだと思えるようになって、自分を理解したいと意識したり、自分に合った対処法を試すようになって、視野が広がっていきました。

自分を理解したいと思った先に、自分らしさとは何なのか、そこに問いが自然とフォーカスしていった感覚です。

HSPを知った上で、その概念を自己理解に活かして、自分らしい生き方をどんどん追求していきたいと考えています。

▼まとめ

以上、HSPを知って感じたことや心境の変化について体験談をお伝えしました。

・安心した
・自分を責めることが減った
・後悔したときもあった
・自分を理解したい
・自分らしく生きたい

HSPを知ったときに感じることは、本当に人それぞれだと思います。

繊細で敏感なんて…とネガティブな気持ちになるときも多いかもしれませんが、
HSPを自己理解に活かすような捉え方ができたらいいんじゃないかなと、個人的には考えています。

HSPを、自分の人生を生きるきっかけにできたら、素敵なことかもしれません。

ここまでご覧くださり、ありがとうございました。
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