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社会人正規学生を目指し、最初の山を登りました

こんにちは、あさです。
先月、博士課程後期の入試日。
全国的な寒波。
交通機関ダイヤが乱れる恐れもあるため、県外からの受験生は前泊も視野に入れるように、との通達が事前に入るほど。

満月に近い月が、澄んだ空気に映えていた


私は、わりとギリギリの行動をしがちな方だったのだが、社会人学生としては自分のなかのギリギリラインがかなり前倒しになったため、すでに前泊の手配済み。
そして前日午後から休みを取った。
前夜に試験用のプレゼン練習を宿泊先で数回こなし、追加したい参考文献を今一度検索。
あまりにも寒いので、奈良から持ち込んだ吉野葛のくず湯を作って飲む。
湯船には同じ研究生仲間から分けてもらった入浴剤をちゃぽんと入れてじっくり浸かる。
ここまで来ると詰め込みなんてできないので、良く寝て、試験官の研究者達からの質問に答えられる心身状態をベストに持っていくのが何より大切。

おとなになって、心のスイッチを瞬時に切り替えるのが難しくなったので、余裕をもって物事にのぞみたい。
若い時は難なくできた瞬発力が失われてきたと言うことなんだろうか。

有休使うのがもったいない気持ちよりも、
試験前日ギリギリまで仕事をしていて、
試験の脳内にシフトできないことの方が恐ろしい。
大人になったなぁ、と感じるのは休みとか時間の選択だろう。

ちなみに、入試前のすごーく大切だった数ヶ月間はプライベートが乱気流で、なかなか思考する時間が取れなくて本当に苛々した。
誰にも求められてない学問の道なんて、辞めた方が楽だろうと何度も放棄したい欲に駈られた。

が、なんとか試験日を乗りきり、
今は結果待ちの穏やかな時間を過ごしている。
山を登ったので、あとは流れに身を任せるだけ。
力まず、過ごす時間が多くなりますように。
そして、穏やかな心持ちの時間が多くありますように。

試験を終え、研究生仲間とランチ☀️🍴

(と言いつつ、また風邪引きで節々が痛む…)

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