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人生にはいろいろある

「日記を書こう」と宣言したが書けていない。

負担にならないよう、「毎日じゃなくてゆるく」したのが良くなかったのかも。まあ、毎日ではしんどいことも事実なのだけれど。

今週の月曜に介護から帰ってきたのだが、実家の暑さが半端なかったのと、行き来で疲れたこと(すぐにバテるお年頃)もあり、火曜から出勤したがあまり仕事になっていない。常に眠い。そしてだるい。ちゃんと寝ているのに眠い。

ネタは売るほどある。
例えば実家の父が愛聴しているCDの話とか、
あの炎天下、工事現場で働いていた人々に心から敬意と心配を感じたこととか、
母から教わったミートソースのレシピをどこかに書いておきたいということとか(もう母は寝たきりで言葉がないので分量を聞くことができない。実際に作ってみて試行錯誤するしかない)
当面の仕事が一段落したのだけれど、入れ替わってまたしてもサンバチームが大挙してやって来ているとか(仕事の「サンバチーム」についてはこちら)。

そして日記だけではなく、近場の温泉などの紹介とか、真夜中インターの感想とか、(5)までで頓挫中の自分の読書歴の話とか、みんな下書きに眠っている。下書きはいつも山のようにあふれていて片付かない。

だけど今日も涼しい所に帰ってきたのにだるい。熱はないし咳もない。ただ、だるい。そして眠い。午後のひとときが特に眠い。もっと若い頃は椅子に座ったまま垂直に寝てしまっていたが、年を取るとそういう芸当もできなくなってただぐったりと疲れていくだけである。愚痴と弱音ばっかになっちゃうわ。

さらに今日は朝から大変なことがあった。それも多少、疲れを助長させているに違いない。


オット(森野森の助……仮名)は、本日、人間ドックだった。朝早いので勝手に起きて行くからね、と言われていて、わたしが7時に起きたら本当にもういなかった。8時20分までに病院にチェックインするよう言われていたのだ。

ああごくろうさま、と思いながら、トイレに入り、ふと見たらトイレの棚にあったのである。
何がって、検体が。
皆まで詳しくは説明しないぞ。健康診断に必要なやつね。

あわててLINEをするがすぐに既読はつかない。まだ電車の中かと思いながら電話をする。

「森の助さーん、あなた(検体)を家に忘れてるよ!」
「ええっ!? うわああああ!」
「持って行くよ。車で病院に届けるよ」
「すまん!!」

というわけで朝から仕事をさぼり(2時間だけね)、車でかっとんでいったのだった。久々に少し長い距離を運転した。それはそれで楽しい。わたしは実は運転が嫌いじゃない。車であちこちに出かけるのが好きだ。ただし、運転するととても肩が凝って後で疲れが出るのだけれど。

森の助さんが人間ドックを受けた病院は家からちょっと遠いので、街の中をどんどん走って行く。幸いあまり時間をおかず病院の受付に届けることができた。

「今日、人間ドックを受けている森野の家族です。忘れ物を届けに来ました」
「まあ、ご苦労様です」

受付の人がちょっと笑っていたように見えた。

帰りは別の道を通った。
そうしたら子どもが通っていた高校のそばを通った。ああ懐かしい。関連部署に出向していて忙しい頃だったからPTAには来たことがなかったけど、部活で送ったり迎えに行ったりしたなあ。通常はほとんど顔を出さないので誰も知り合いがいなかったわたしに、声を掛けて快く仲間に入れてくれた部活ママたちには本当に感謝している。みんな元気かな。

そんな思い出に浸りながらいったん帰宅し、放置してあった洗濯物を干して出勤した。午前中は何とかがんばったけど午後はもう使い物にならなかった。遠距離介護で行き来した疲れと、朝からドライブしちゃった疲れとで集中力がもう残っていなかったのだろう。

というわけで散漫な日記ではあるが、今日の記録をしたぞ。
明日は疲れは多少取れているだろうか。今夜はよく眠れますように。後でストレッチをして、ケメコ先生の楽しいエッセイを読んで幸せな気持ちで眠りにつきたい。



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