きのこだ

息子に残す散文

きのこだ

息子に残す散文

最近の記事

自明のことを自明と判断する能力

高校生や中学生が大勢で電車やデパートに群がっているのをしばしば見る。 なぜそのように群れるのかというと、他人と同じ行動をすることで安心感を得たいのだと個人的には思う。 集団の中心に個人の意思までも集中させようとする学校教育下で生活していると、そのように集団の中にいることで自分の行動が無条件に正当化せれる感覚を生じるのかもしれない。 自分で考え判断するという人間の獲得した能力を自ら放棄しているのである。 今の学校教育はこれまでの惰性でそのような人間を育てていると思うと、それ

    • ほんをよむ

      今思えばこれまで、その本の内容や著者の考えをちゃんと理解しなけれそれを読んだことにならないと考えていたんだと思う。 その背景には、人の考えることは理解できるはずだという無意識の前提があったのかもしれない。 養老さんが言うように、情報は何らかの係数がかかって自分の中に入ってくる。 その時、その状態の自分に染みる情報は同じ本を読んでも毎回異なるのだろう。 だから、その時に思ったままに解釈し自分の文脈で理解すればいいと思う。 自分の内面に注目して、自由に読めばいいということだ

      • おもちゃ

        インタラクティなおもちゃを作ったら生後7か月の子供にウケるだろうか。 音、光、動、触、香、温、、、 どれに反応するだろうか。 何が本人にとって心地よく、新しく面白いんだろうか。

        • 研究と開発

          研究と開発の違いは何か考えている。 研究と言ってるが開発だろって思うものをたくさん見た。 自分の中には何か基準がありそうだ。 今回見た発表はこんなものがあった。 作ってみました系 方法を考えました系 実機で試しました系 機構を考えました系 この中で最も自分がもやもやしたのは機構を考えました系と作ってみました系だ。 その機構はそのシチュエーションにしか使えないんじゃないのと思うものが多かった。 研究として発表するなら、それが他人に役立つ情報でなければいけない。 そ

        自明のことを自明と判断する能力

          やること

          やることを決めたら悩むことがなくなった。 悩むとはその程度のことなんだろう。

          休み

          今日は休み

          やる

          やることにした。 とりあえず挑戦はしておこうと思った。

          熱中

          今はエネルギーが余っている。 自分が進路に迷っているときは大体暇なときだ。 向上心はあるがやることがない。 何かに熱中したいと思ってる。 寝ても覚めてもそのことを考えてしまう対象を求めてる。

          つづける

          初動は早いが長続きしない。 何年も継続していることは何があるか。 ・電子工作、7年 ・写真、5年 ・銭湯、2年 このくらいか。 みんなこんなもんか。 電子工作の趣味は仕事に役立っているし、写真は家族に喜んでもらっている。 銭湯は自分のメンタルケアに役立っている。 自分にも継続していることがあって何かしらの役には立っているみたいだ。 このままでいいのかもしれない。

          はかせ

          博士に進んだら何がどう変わるだろう。 研究能力が上がる サーベイ能力 研究計画力 論理展開力 論文執筆力 専門知識が身につく 研究者との関係が広がる (自信がつく) 一番の心配ごとはお金だろう。 博士号をとっても給料が増えないのでペイできない。 家族との時間も減る。 試験はパスできるだろうか。(多分これは問題にならない) 今のところ自分の体力は余ってる。 ロボット制御に関する専門性を高めたい。 指導教官と反りが合うだろうか。 会社をうまく利用できるだろうか

          寝る

          今日は眠いので早く寝る

          ゆっくり考える

          ゆっくり考える時間は必要だと思う。 自分の好きな人の言葉には影響力があるので、その人の意見がいつの間にか自分の意見になっていることがよくある。 こういった場合、自分の意見は浅いままな気がする。 ゆっくり考える時間を設けて、自分はどう思うかを整理しておくといいと思う。 自分がどう思うかは自分の中にあるのかもしれない。

          ゆっくり考える

          思考の試行錯誤

          数学を学ぶことによって得られる副産物について気づいたことがある。 数学の証明をしていると目標を様々な視点で見て複数のアプローチ方法を試みる必要がある。 これを繰り返していると思考の試行錯誤の癖がつく。 これがとてもいい。 学校教育の数学に慣れてしまうと決まった過程を経ないと答えにたどり着かないような感覚を持ってしまう。 スポーツとか工作で試行錯誤するのは好きだった。 受験から解放された今改めて数学を勉強していると思考で試行錯誤することも好きなのかもしれないと思い始めた。

          思考の試行錯誤

          PC買った

          結局PCを買った。 無くても困らないけどあったら便利、この程度のものだった。 物を作ることが好きでそれに制限があるのが気になっていた。 他人に何かを提供することを意識していれば問題ないと思う。

          新しいPCを買うかどうか

          noteを始めてから4日目になった。 1日1回、自分の考えていることを文章に書き下すと考えが綺麗にまとまる感覚がある。 これは案外いい習慣になるかもしれない。 当初は技術ブログを書くつもりだったが、こういう転じ方も悪くないのかもしれない。 今日は新しい2in1PCを買おうか考えていた。 今はノートPCとiPadを使っているが1つにまとめたいと前から思っていた。 ノートPCは、CADやteratermやVScodeなどの開発に使うソフトを使えるしデータ管理がしやすい。 一方

          新しいPCを買うかどうか

          論文サーベイについて

          論文のサーベイ方法を考え直している。 サーベイの目的は研究分野を理解することだろう。 その分野の研究についての知識がなければ当って曲がるチョロQのような研究活動にしかならない。 サーベイには、 ①ひとつひとつの論文を読みまとめる作業 ②読んだ論文を並べて研究分野を俯瞰するマップを作る作業 の2ステップがあると思っている。 これらをうまくやる方法を考えたい。 まず、前提として会社の規則的にMicrosoft以外のクラウドサービスは使用できない。 ②を想定した①を行うために、

          論文サーベイについて