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[小説]ピーターパンを読んでvol.1

こんにちはきのこです🍄

今日は「ピーターパン」についてお話ししようかなと思います。
ピーターパンって子ども向けじゃん..と思う方多いと思いますが、大人が読んでも考えさせられるシーンは多いと思います。
なので、

・見どころシーン
・大人になるってなんだろう
・お気に入りの文章表現

この3つについてお話ししたいなと。

ピーターパンとの出会い


私、この本大好きなんですよ。
出会ったのは小学校6年生の時で、
角川つばさ文庫の表紙イラストがきらきら輝いて手に取ってしまいました。


見どころシーン


ピーターパンの中でも1番大好きなのは
大人になったウェンディと何ひとつ変わってないピーターの対比。
ここが本当に切なくて大好きなんです。

大人になったウェンディとピーターが再会するシーン。ピーターは春の大掃除のためウェンディを迎えに来ましたが、ウェンディはもうとっくに大人になっていて...。

小学生の頃はピーター側でした。
「なんでウェンディは大人になったのだろう、なんで他の子より早く大人になることを選んだのだろう?」
大好きだったウェンディが昔のウェンディと変わってる事に悲しくなりました。

でも今読むとウェンディ側なのです。
「ピーター、わたしハタチより大人なのよ、もうずっと前に大人になったの」そう言って暗かった部屋の電気をつけたのです。

そこにウェンディの気持ちは詳しく描写されていませんでしたが、
挿絵イラストには、立ち尽くすピーターの前に涙ぐんだ大人のウェンディが立っていました。

楽しかった子ども時代を全て詰め込んだピーターに、久しぶりに会えたのが懐かしかったのですかね。

そして子供に戻れないとわかっている女性はピーターにそのままでいて欲しいと願ったのかなと思いました。

涙の解釈は人それぞれです。

もし私がウェンディだったら。
キラキラと目を輝かせる、背丈の変わってない男の子を目にしたら。
最近少しずつ感じてきた、「義務感」や「世の中の流れ」
そうゆうものと無縁な男の子が少し羨ましくも可哀想だとも思います。
世の中そういう子が1人くらい居ないと、きっと辛くなってしまうから。
君にはそのままでいてほしい。
そう思います。

「本当は大人になるってなんだろう」ピーターパンを見て感じるのがこれだったのですが、、

2つも内容の濃い題材を1つのノートにまとめるのは少し重荷なので

次の機会にしましょう。

ありがとうございます、みなさんのピーターパンの感想もよかったらお聞きしたいなと。

また次でお会いしましょう。



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