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入園・入学・進級おめでとうございます。色々と制限のある入学式・始業式だったと思いますが、2021年度は殆どの学校で無事に式が催されたことと思います。成長の節目であるこの時期にぴったりの、素敵な絵本が発売されました。

「さくららら」文:升井 純子 写真:小寺 卓矢 出版社:アリス館

北海道札幌在住の児童文学作家、升井純子さんがテキストを書き始めたのはなんと7年前。同じく北海道は芽室町在住の写真家、小寺卓矢さんの写真と、升井さんの文が本当にぴったり重なっているのもうなずけます。

小寺さんの撮る自然は、見る者に語りかけてきます。ページをめくってすぐ、主人公のさくらちゃんと自分を重ね合わせて読んでいました。じんわりと勇気づけられる、子どもにも大人にもお勧めの一冊です。

もちろん満開の桜も美しく好きですが、私は以前から、なぜか冬の桜が好きでした。遠目には枯れ木のようにすら見える桜の木を、愛おしく感じていました。その愛おしさの理由も、この絵本を読んではっきりと分かったような気がします。

1年前の春、「目の前の今を生きよう」と、淡々と1日1日を過ごしていました。けれど、頑張っても思うようにいかない事があったり、思うように頑張れない自分もいて、不安に飲み込まれそうになる事もありました。「花を咲かせられないなら、根を伸ばそう」そう思って自分を励ましていた事を思い出します。

わたしが さく日は、わたしが きめる

さくらちゃん、いいこと言うなあ。

新しい環境で、子どもたちは楽しい事も、時には辛い事も、たくさん経験していきます。いつ、どんな花を咲かせるのか、それはまだ本人にも分からないでしょう。子どもを焦らせることなく、親も焦ることなく、温かく見守り支え合っていきたいですね。

小寺卓矢さん公式ショップのリンク

https://photokodera.stores.jp/

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