母との距離
随分ご無沙汰です、、、
絵本の方は、ボチボチすすめております。年内出版を、目指すぞい!
さて、以前にも書きましたが、私にとって、母は本当に本当に怖い存在でした。
近頃よく聞く友達親子なんて、夢のまた夢。
それでも、時間というのはすごいもので。
私が、結婚して家を出て、子供が産まれた時。
そして私が離婚後、子供達を育てることになった時。
1番頼りにしたのは、母でした。
子供が体調崩しても、簡単には仕事を休めず、よく面倒をみてもらいました。
私の代わりに、学芸会で子供の発表を見てきてくれたりもしました。
更に時は流れ、子供達も成人し、やっと手が離れました。
ふと思い立ち、母を歌舞伎鑑賞に、電話で誘ってみました。
若い頃は、宝塚スターを追いかけたり、平尾昌晃さんに熱を上げたり、の母
「いいわよ、チケット高いんだし、、、」
といいつつ、いざ決めると、
何を着ていこう?
美容院も前日に予約したの♪
などど、かなりノリノリ。
当日も、とても喜んでくれました。
ただ、久しぶりに会って
とても小さくなってしまった気がしました
歌舞伎座の隣り合わせの席で見た母の手は、シミと皺だらけの老人のそれでした。
今話題の朝ドラのせいもあるのか、母の人生について想いました。
決して裕福ではなかった我が家で、私と弟を育ててくれたことに、感謝しかありません。
この歳になって、母との距離が、赤ん坊だった頃のように縮まってきたきがします。
何が親孝行なのか、まだよくわからないけれど
とりあえず、また歌舞伎に誘ってみよう。そして、たくさん話をしよう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました😊
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