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【賃貸VS購入】賃貸し続ける場合と購入する場合を比べてみた
こんにちは。関西で終の棲家を探しているサハラと申します。
今回は、賃貸し続ける場合と購入する場合で、金額的にどれくらいの差が出るか比較しました。
子供がそのまま住み続ける場合も想定して、今から70年後までシミュレーションしました。
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【我が家流の住み方での結論】
戸建てを購入するのが良い。長く住むほど得になるので、我が家の場合、早めに中古戸建てを購入するのが良いと思われる。
◇
賃貸と購入で総費用を比較すると、我が家流の住み方では、30年後までは賃貸の方が安く、40年後でほぼ同じ、50年後は購入した方が安くなる。
また、賃貸の方が総費用が少ない時期でも、購入物件には十分な資産価値があるため、『総資産』で見れば、購入が損とは言えない。
70年後、マンションは寿命を迎える。マンションも賃貸も資産が残らないが、戸建てを購入した場合は土地が残る。戸建ては支払総額以上のメリットが得られる。
※実際に売り出されている中古物件に、具体的な条件を設定してシミュレーションしました。
私がこの記事を公開した約1週間後の2月25日に、日本経済新聞で『持ち家vs賃貸 支出総額、50年間で差はわずか75万円?』という記事が出ました。
みんな興味のあることは同じのようです。(2023年2月25日追記)
![](https://assets.st-note.com/img/1675846203598-dgeRRugHnq.png?width=800)
1.比較する物件と条件設定
今回のシミュレーションでは、下記4物件を比較しました。どれも魅力的で選択に迷う物件です。
シミュレーションを簡単にするため、全ケースで住宅ローンを組まず、必要な時に必要なだけ支払う設定で総費用を比較しています。
ちなみに住宅ローンを利用する場合は支払総額が増えるので、賃貸と購入での費用差が縮まると推測されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1676084124948-LKGCAOpgmX.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1676084131110-7MNulXSLFB.png?width=800)
2.最初の10年間の比較
![](https://assets.st-note.com/img/1676512837033-ZwQYhCMKsO.png)
この結果をパッと見ると賃貸がお得に見えますが、マンションも戸建ても十分な資産価値があり、売却することも可能です。
よって、全ケース同程度の『資産』と予想されます。
この時点をゴールとするなら、私なら震災リスクのない賃貸を選びます。
3.30年後の比較
![](https://assets.st-note.com/img/1676512857954-4YTRR3PUm8.png)
30年後も全ケース同程度の『資産』と予想されます。
・マンションには資産価値がある(築37年)。
・戸建て①は土地のみ価値がある(築31年)。
・戸建て②は建物がマイナスの資産になるが、立地が良いため資産ゼロにはならない(築55年)。
また、この時点で震災があった場合、賃貸だと高齢者は家を借りにくい問題があるため、どの選択肢でもリスクに大差はないと感じました。
4.40年後の比較
![](https://assets.st-note.com/img/1676512876886-5Uf5XV8Yzt.png)
40年後をゴールとするなら、私なら賃貸以外を選びます。
・マンションにはまだ資産価値がある(築47年)。
・戸建て①②は建物がマイナスの資産だが、立地が良いため資産ゼロにならない(築41年、築65年)。
5.50年後以降の比較
![](https://assets.st-note.com/img/1676512896171-Rj8Lj2g5ge.png)
50年後以降は購入した方が支払総額が少なく、年月が経過するほど戸建てが有利になっていきます。
寿命の近づいたマンションの資産価値はゼロに近づいていきますが、戸建てなら建て替えて住むなり、更地にして駐車場にするなり、土地を売却するなりでき、立地が良ければ資産として残ります。
◇
ところで、今回の例では、戸建てよりマンションの方が割高になりました。
これは購入の数十年後に売却する可能性を考え、より資産価値の高い駅近のマンションを選んだためです。選ぶマンションによって、もちろん結果は変わります。
◇
一消費者である主婦が、個人的に調べた内容を記載しています。計算方法など間違っている場合もありますので、あくまで参考として見ていただければ幸いです。
今回は、シミュレーションの結果とその考察を述べました。
次回はシミュレーションに使った数値について、具体的にどう算出したのかを紹介します。
この結果に興味のある方、ご自身のケースでシミュレーションしてみたい方は、次回の記事を覗いてみてください。
次々回は、戸建てについて調べた内容について共有します。
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