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「Mリーガーを争う前から始まっていた菅原千瑛と浅井堂岐の関係。真剣勝負の場で相まみえ繰り広げたドラマとは」菅原千瑛・浅井堂岐対談スペシャル企画(1)

近代麻雀note・Mリーガー対談スペシャル企画。毎回何らかのつながりを元に対談する2人を招いている企画だが、今回の菅原千瑛(BEAST X)・浅井堂岐(セガサミーフェニックス)というマッチングについては、コアな麻雀ファンの方であれば説明する必要はないのかもしれない。「BEAST Japanextドラフト会議指名オーディション」でMリーガーの座を争った間柄だが、実は2人の関係は、そのはるか前から始まっていた。
(全3回の1回目/#2、#3へ)
[文・東川亮] 


■実は仲良しだった二人

――お二人といえばやはり「BEAST Japanextドラフト会議指名オーディション」での闘牌が思い出されますが、その前に接点はあったのでしょうか。
 
浅井 オーディションの前のほうが遊んでいた気がしますよ。

菅原 ご飯をみんなで食べに行くとかね。

浅井 コロナのときはzoom飲みもしましたし。
 
菅原 zoom麻雀もしてたよね。2人で飲みに行くこともあって、本当に友達という感じでした。協会男子の中でも仲がいいほうでしたね。
 
浅井 お互い忙しくなってきたからそんなに会わなくなってきたけど。
 
菅原 この間も「MリーグNo.1への道 BEAST ROAD」(BSJapanextで放送中の応援番組)に竹内元太さんと堂岐が来てくれたときに、ちょっと飲んで帰りました。元々他団体で、会う機会がすごく多い訳ではないけど、会ったら「ご飯行く?」みたいな間柄の、ひと言で言えば友達ですね。

――最初の出会いはなんだったのでしょうか。
 
浅井 覚えてないなあ。
 
菅原 連盟員とか協会員とか、いろいろな人でおいしいものを食べる会、みたいなのがあって、そこに参加していたんだと思います。焼肉とか、カキを食べに行くとか。堂岐はボルダリングとかやってたっけ?

浅井 やったけど、そのときが初めてじゃなかった気がする。
 
菅原 団体の垣根を越えてみんなでボルダリングをする、みたいな会もあったんですよ。そこでも一緒だったし。そんな感じですね。
 
浅井 結構前だよね。コロナよりも前からだから、5、6年くらい前かな。

――古い付き合いだったんですね。
 
菅原 たまに、公式ルールとかで麻雀もしてもらっていました。あと、風林火山の「IKUSA」のときは私がインタビュアーでしたね。
 
――公式戦で当たったことはありますか。

菅原 1回、王位戦か麻雀マスターズで当たったことがあります。メンバーが浅井堂岐、浅井裕介、私、もう一人という卓で、(浅井)裕介が対局始まる前に「今日、彼女に振られました」みたいなことを言っていて、試合直前に卓外戦術かよっ!(笑)って思って印象に残っているのでめちゃくちゃ覚えています(笑)。

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