運動器の書籍紹介〜人間の運動学〜
みなさん、こんにちわ。
近畿OuTPuT会の田中です。
今回書籍紹介ということで後輩に指導する際にも参考にしている書籍がこちらです。
こちらは認知神経リハビリテーション学会の会長をされている宮本省三先生が編集された一冊です。
認知神経リハビリテーションでは運動だけを捉えるのではなく行為として捉えます。つまり動きを筋肉、関節だけで考えるのではなく脳の指令から考え介入します。
この本の強みは
・運動がおこるメカニズムから記載されている
・運動学習について触れられている
だと思います。
解剖学や運動学のみを書いている書籍は多いと思うのですが
その関節、筋肉が動くためには
やはり脳からの正しい指令が必要であると思います。
また脳が正しい指令を出すためには
末梢での知覚も必要になります。
すべてが組み合わさり学習していくことで
ヒトの生活・行為へつながるのではないでしょうか?
ぜひ一度手に取ってみてください!