メディカル対談バラエティ!あなたの在り方教えて!|土橋郁也さんインタビュー!
【今回のインタビューはこの方!】
釣り×作業療法という新しい領域の立ち上げに奮闘する、土橋さん。なぜ回復期から地域に出向いたのか、趣味活動を大事にする土橋さんの想いとは?
🤝🏻医療介護業界で学べないことを得るサロン🤝🏻
医療業界の釣りバカ船長|土橋郁也さんにインタビュー!
まず、自己紹介をお願いします!
土橋郁也です。作業療法士3年目、以前は回復期に勤めていましたが、今年の4月からデイサービスに転職しました。
土橋君にこれは聞かなくてはいけませんね。(笑) 趣味はありますか?
趣味はいくつかありますね。まず、僕は釣りがとても好きなんです。海釣りも川釣りも、どちらも好きです。また、コーヒーも好きで、この前はイベントをさせていただきました。他にはゴルフをすることやボクシング、料理をすることも好きですね。
現在の積極的に行っている活動を教えてください。
今はデイサービスに勤めながら、地域の困りごとや課題を探しています。そして、その解決に向けて動いています。
現在、僕が住んでいる地域は山の高いところで坂道が多いです。やはり高齢者にとって、坂道を上ることは大変ですよね。このように、地域で何に困っているのか、地域資源では何が足りないか。どのようなビジネスをしている人がいるか。など、さまざまな課題を探している最中です。
また自身の事業の立ち上げも準備しています。僕は釣りと作業療法を掛け合わせた事業を立ち上げようと、構想中です。地域住民やケアマネージャーの方にチラシの配布や、SNSの運用を始めています。
現在、勤めている会社の社長に助言をいただき、試行錯誤しながら進めています。またケアマネージャーの方にも「なかなか、こういった事業を見たことがないから頑張ってほしい」と、励ましの言葉をいただくこともありますね。みなさんに負けないように、和歌山で頑張っています。
なぜ釣りと作業療法の掛け合わせを事業にしようと思ったのですか?
意識し始めたのは作業療法士になって半年くらい経った頃でした。それまでは病気やその方だけに対してのアプローチや評価を行っていましたが、いつからか趣味活動やその先の生活に対してQOLにも目が向くようになりましたね。
趣味活動が釣りとなると、どうしても病院の中では完結できません。実際に海や釣り場に出向かなくてはならない、買い物にも行かなくてはならないです。それは僕が釣りを知っていたから気付いたことだと思います。
例えば自宅から海が近く、釣りが好きな方がいるとします。その方は認知症を患っていて、海に転落する可能性があり危ないからと釣りを諦めたり、家族から止められたりしてしまい、趣味活動に制限がかかってしまいます。危ないことは分かりますが、諦めて欲しくないと、僕は思います。
転落などが危ないと感じるのであれば、それを防ぐ。それだけです。問題点をクリアできれば、釣りにだって行けますね。僕はそのようなサポートを行っていきたいと考えています。
いろいろな方にこの事業や自身の考えについて相談し、自費サービスで取り組んでいきたいと考えました。自費サービスであれば叶えられる可能性があります。介護保険ではクリアできないことも自費ならば解決できる可能性があると思っています。
もちろん回復期で働くことにやりがいもありますね。ですが僕は、回復期のその先がどうしても気になってしまったので、この道に進むことに決めました。
今後の展望はどのようにお考えですか?
やっと自身が進みたい道を開拓するために、行動を起こせたと思います。有難いことに、釣り事業を知って貰える機会があり、利用したい方がいることも知りました。まずはその方々を釣り場に連れていき、楽しんでもらいたいですね。
また作業療法の可能性、「こんなこともできる!」ということを、学生のみなさんにも知ってもらいたいです。作業療法の魅力を伝えたいと考えています。利用者さん本人も、学生や私たちにとっても趣味活動が楽しくなり、生活が豊かになって欲しいですね。
メディシェアに入ったのはいつころでしょうか?
2年目のころだったと思います。メディシェアとは別の交流会で吾妻さんと知り合いました。
そんなメディシェアにモノ申す!ことはありますか?
メディシェアメンバーで和歌山県に釣りをしに行きましょう!生活するうえで、釣りをする機会は少ないと思います。僕が釣りの面白さを伝えられたら嬉しいです。
では、ずばり!キャッチコピーを聞かせてください。
「医療業界の釣りバカ船長」です!地域の作業療法士さんや患者さんを僕が先導したいですね!
自身が行いたいことが明確であり、その目標に向かって着実に進む土橋さんが素敵ですね!釣り×作業療法、とても興味深いです!応援しています!
🤝🏻医療介護業界で学べないことを得るサロン🤝🏻
▼ 関連記事はコチラ ▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?