4. トキワヤマボウシ@石浜通り
今日の樹木
名前:トキワヤマボウシ(常盤山法師)
分類:ミズキ科サンシュユ属、常緑広葉樹
原産国:中国南西部~東南アジア
今回から登場した樹木の基本情報。
前回までは、サクラ・ヤナギ・イチョウと良く知られている樹木で、通りの名前にもなっていたりしたので名前は出てきたけれど、今回の樹木は何の木だかさっぱり分からずノーヒントでスタート。
娘の保育園へ少し違うルートから行ってみたときに見かけ、そのインパクトある外見が気になり、ゆっくり通りを歩いてみようと決めました。
歩いていくうちに樹木ラベルを見つけて「トキワヤマボウシ」と知りました。漢字で見ると、まるで歴史上の名高い僧のような名前。こんにちは、初めまして!
キになる① 実の圧倒的な存在感
遠目から「あー、何か赤いのがついてるけど、紅葉かなぁ…」と近づいてみて、なんじゃこりゃーとなった惑星みたいな実!
しかも上の方に集中してぎっしり!!
下にたくさん落ちていたので、少し拾って帰る。調べてみたら実は甘くて食べられるとあったので、切って舐めてみたら確かに甘い。
キになる② 実になるまでも
しばし圧倒的な実を見ながら歩いていたら、そういえば実になる過程はどんなかなと思い、途中の道から実になる途中を探すことに。
黄緑の小さな実のようなものが沢山。たまについている白い花びらのような部分は「総苞片」といい、今は実になりつつある真ん中の花部分を保護したり、授粉を手伝ってくれる虫を引き寄せたりするらしい。
先がほんのりピンク色でかわいい。
ん、完成形の実に少しずつ近くなってきているのだろうか。
からの、いきなり色薄い実!
もう少し前の段階の途中経過がありそうだけど、それらしきものが見つからず。ちょっと見た目が怖い…
キになる③ クリスマスツリー
紅葉も終わりに近づき、葉を落とす街路樹が多い中、緑・赤・白と、クリスマスカラーで元気いっぱいな常緑樹のトキワヤマボウシ。
どの樹木も、全体的に上に赤い実が集中しがちで、飾り付けにバラつきのあるクリスマスツリー。アンバランスでがんばってる感が、ちょっと可愛い。
実と思ったら、真っ赤に紅葉した葉もたまに発見。カラフルに楽しませてくれてありがとう。
今日の寄り道
ふらりと花でも買って帰ろうかと思い、通り沿いの花屋シマダヤさんに立ち寄る。往復約2.5km、赤い実をたくさん見たので、つられて赤い実が可愛いヒペリカムを買ってしまった。
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