10. リトル・ジェム@左衛門橋通り
今日の樹木
名前:リトル・ジェム ※タイサンボク(泰山木)の園芸品種
分類:モクレン科モクレン属、常緑高木、雌雄異株
前回オウゴンモチを眺めながら歩いた左衛門橋通り。
あれ、まだまだ南に続いていたんだ!
と自転車でたまたま通りかかり、気がつきました。
しかも街路樹がタイサンボク(の園芸品種)!!
娘が通っていた幼稚園の園庭の真ん中に1本生えていた、
ちょっと不思議なあの木。
あの木が、下町の一画にずらりと並んでいる。。。
これは観察せねば、と自転車を降り、
視界を「キになるズ」モードに切り替えて歩いてみました。
キになる① 2つの世界
太陽の光をきらきらと反射する大きな葉。
枝や幹を覆い隠すように、生い茂っています。
表は深緑でツヤツヤしているけれど、
裏は茶色い細かい毛がびっしりでビロードのような手触り。
表裏のギャップ大。
中にはPASMOの3倍くらい長い葉も。
区内に小さな熱帯雨林が現れたかのよう。
キになる② 異次元感
蕾から花が咲くまでの、各段階を見ることができました。
茶色い毛に覆われた蕾。何かが始まる予感。
生まれたての生き物のような透明感。
ちょっと神聖な気持ちに。
真っ白な和菓子のよう質感の、咲いている途中の花。
立体感を感じにくく、ここだけ次元が違うような感覚。
咲いた花、遠目からも目立つ目立つ。
よく映る角度から写真を撮ろうとしていたら、
通りがかりのおじいさんが何してるのと。
「立派な花ですね~」
「おお、本当だ。あ、あそこにも!」
少しだけ一緒に花を探しました。
キになる③ 完璧な実
花びらが落ちた後、個性的な形の実があちこちに。
なんとも不思議で美しい造形。
これ以上の足し算も引き算も難しそう。
折れて花びらに引っかかってる実。雌しべには蝿が止まっていた。
トンボも止まりやすそう!
道路には落ちた実もチラホラ。
近くに生えていたドクダミと色合いが同じ。
オレンジの背景色も合っていて、好きな一枚。
今日の寄り道
CONFECT-CONCEPT(コンフェクト‐コンセプト)。
スタイリッシュな外観のスイーツ店。
ガラスには、向かいのリトル・ジェムもちらっと登場。
バナナチップとココナッツチップがのったバナナマフィン。
たくさん魅力的なケーキがあって迷ったけれど、
ダイナミックな姿がリトル・ジェムと重なり、こちらに決定🌲🥰
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