強さの中に弱さがあったり、弱さの中に強さがあったり、どうやら強いと弱いは反対のことばじゃないみたいだよ。

人に何かを伝えたいとき、語彙が少ないより多い方がいい。でも語彙が多いより言葉が綺麗な方がうんと大事。
でも言葉が綺麗より何より、素直なことが一番大事なんじゃないかな。
千万言費やしたって、どんなに丁寧に気を使ったって、肝心なひと言が出てこないと何の意味もなかったりするもんだよネ。

まずはこうなりたいから頑張る前に、こうなりたくないから頑張ってみるのが良いと思います。ぼくみたいなものぐさは特にね。

それっぽいことを言った後に｢知らんけど｣と言ってみる。
それっぽいことを聞いた後に｢知ってるけど｣と言ってみる。
伝わるって案外こんなものですよね。

心をひらいてほしいと思うとついつい話をしてしまう。
ついつい自分をプレゼンしてしまう。
そんなことしなくたって、ただ聞かれるだけで相手は心をひらいていくものだったりするんじゃないかなア。

なんでもかんでも理屈だなんて言う人がいたら、それこそ屁理屈だって言ってやりますよ。

今日あった小さな出来事を誰かに話せることがどれだけ素晴らしいことか。

そのぐらい幸せとは孤独なものだ。

みんな何処かちょっぴりアナーキーな部分があって、僕はそれが好きだ。

大人っていうのは、大人の演技が上手なだけだよ。
だから本当に大事なのは、こどもらしさを大事にできることだよ、きっと。

「餅は餅屋」なら僕はあなたにとって何屋なのだろう。わからないけれど、なにかして欲しいと思うより、なにかしてあげたいとお節介を焼くことが好きだ。

僕らはりんごが落ちるのを見てなにも思いつかないかもしれないけど、落ちるりんごの話を聞いた後にそれを見て心を動かすんだろうな。

人に何かを伝える為に必要なのは、沢山の語彙よりほんの少しの勇気だと思う。