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「188例中、有症状は20%、咳嗽が半数以上に」

TONOZUKAです。



188例中、有症状は20%、咳嗽が半数以上に

以下引用

日本の空港検疫で確認された新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のオミクロン株陽性者について、検査時の症状を調査したところ、20%に症状があることが明らかになった。最も多いのは咳嗽で半数を超える55.3%に認めた。これに発熱、咽頭痛、頭痛が続いた(図1)。

 厚生労働省が把握している空港検疫で確認されたオミクロン株陽性者のうち、2021年12月24日までに公表された188人について集計した(図2)。年齢は10歳未満が10人、10歳代25人、20歳代51人、30歳代44人、40歳代34人、50歳代17人、60歳代5人、70歳代2人だった。性別は男性115人、女性73人と男性が多かった。

 


咳嗽が最多、発熱と咽頭痛も40%以上に

 検査時に無症状だったのは150人(79.8%)で、何らかの症状があったのは38人(20.2%)だった。

 38人の背景は、性別が男性21人、女性17人で、年代は10歳代9人、20歳代10人、30歳代9人、40歳代6人、50歳代3人、60歳代1人。

 症状の内訳を見ると、咳嗽が55.3%と最多で、発熱が44.7%、咽頭痛39.5%、頭痛23.7%、倦怠感13.2%で続いた。少数だが5.3%に関節痛を認め、嗅覚味覚障害も1人に確認された。

 複数の症状がある人は21人(55.3%)で、1つの症状しか認めない人は17人(44.7%)だった。単一の症状で多かったのは咳嗽で10例、発熱5例、咽頭痛2例だった。

 空港検疫の検査時点での症状を見る限り、嗅覚味覚障害を1人に認めたもののほとんどは風邪様症状だった。一般外来を受診する可能性のあるオミクロン株感染者を、どうやって把握するかが今後の課題となりそうだ。




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