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大阪マラソン2023体験記〜初マラソンから得た教訓

2023年2月26日(日)時は来た!
ということで、人生初となるマラソン大会に参加しました。

大阪マラソン❗️

さて、前記事の続きでございます。

いよいよスタート!
ここからは、初マラソン体験から得た教訓をメモのごとくツラツラと書き綴りますので、ランニングマラソンに興味のある方にしか響かないかもしれませんが、自分のためにも残しておきたいので、ご容赦くださいませ。

まず、最初に。

完走しました!!!


なんと言っても、これが一番嬉しい!!
未知の距離だった42.195km
走り始めてから1年半、間違いなく最長距離であり、本当に走れるのか?と何度も何度も気になっていたわけですが、ほんとよかったあー、です。

そして、これはまあオマケですが、

サブ4達成!!!

ネットタイムで、3時間39分34秒で走破することができました。めでたしめでたし!

さて、大阪マラソン2023の感想と教訓を書き綴ります。

初マラソン時のタイム申告について

マラソン登録時の申告、何にも知らないので、とりあえず目標のサブ4、4時間で申告したが、残念ながら5時間の組であったっぽいGグループになってしまった。
でもって、第二ウェーブとなったが、F組G組の順になっていたため、スタート地点を通過したのが、スタートから6分後となってしまった。

しかも周りのペースは遅く、たぶん6分/kmから6分30秒/kmくらい。当然といえば当然だが、道が狭く両端の隙間から抜いていくしかなかった。これが脚の消耗を早めてしまった一因ではないかと考えられる。
しかも1kmから2kmの間で道が狭くなり、全員が立ち止まってしまう事態に。日曜の皇居ランの方がまだ走りやすいんじゃないのって感じ。よって、この区間は1km6:00を越えてしまうスローペースに。最初の3kmで3分はロスした見込み。

後半響いた余計な動き

これは今回やむを得ないと思います。ただ余計な横移動ステップやブレーキをあまりにも多くかけすぎた。このような動きは普段の皇居ランではまず無いので誤算だった。
ちなみにこの横ステップやブレーキは25kmまで続いた。おそらくだが、そもそもランナーが多すぎたのと15分前にスタートした第一ウェーブのランナーに追いついてしまったためだ。

結局ランナーズアイという通過タイムがわかるサイトをみると、第二ウェーブでは7400番目にスタートを通過して、25km通過時が680番ということは少なくともFG組の6700人と第一ウェーブの何千人かが重なってしまったのが、15kmから25kmくらいなのでは?と推測される。あくまでも推測にはなりますが。

それと手元のApple WatchのNIKEアプリの距離差が、徐々に広がっていき、バッテリー切れを起こした39km過ぎで既に1kmほどの誤差になっていたはず。インスタグラムなどで他のランナーさん(第一ウェーブ)の距離が42.5kmくらいになっていることから他のランナーは3〜400mの誤差。これは500mのロストすると約2分30秒ほどロスしている。調子に乗って中盤はカーブや折り返しで空いてる大外をぶん回してきたのが、ああもったいない。でも、そうしないとフン詰まっていたかもしれない。
これで合計5分30秒のロス。

大阪マラソン2023のコース

コースは狭くて追い抜いていくことに苦労したのは別として、28kmくらいまでは平坦で走りやすかった。特に高速道路高架下については、かなりの大回りとはなったが直線道が開けて爽快だった。まさに競馬場の直線のごとく。でも短かったかな。

折り返しのあるところは、うーん狭かった。折り返しの数も多く感じたが、特に30kmの坂前の20kmくらいから29kmくらいまでのあの道は狭くて、折り返しも狭かったなあ。ここの往復の道が特に狭くてダメージを負ってしまった。ハーフの手前から2人4:35から4:40くらいで走っていたランナーを見つけたのでペーサーとして付いていこうとしたが、人が多すぎて何度もカットされ、ついには見失ってしまった。何かの撮影なのか分からなかったが、カメラ?車のようなのと人が囲んでいる塊が道を塞いでいて、道が狭い上に渋滞の原因になっていて危なかった。なんとか傍から抜きましたが。

この折り返しのある南北の二つの道が狭かった
東西の直線は広くて走りやすかったのですが

その後30kmに急坂が待ち構えていたが、まあ多少ペースは落ちたが、まだその下りも脚は保っていたのに、ダメージは蓄積していった。後悔があるとするなら、思い切ってこの混んでいる区間で給食をとり、ゆっくりと食事をすべきであった。ここで饅頭やゼリー、ケーキ、塩キャンディを食べていれば、35km以降の大失速は失速程度に終わっていたはず。なぜなら給食後のラスト2kmは5分後半のペースで走っているからだ。

身体肉体的にはどうだったか?

脚や上半身の痛みは想像通りではあったが、それを越えるものではなかった。脚が重くなったのは27km過ぎから。とはいえ、故障していた右のハムストリングは異常なし、脚が上がりがなくなったのは30kmの坂を登って下りきったところくらいから。いつも疲れないたぶん前太ももが硬くなってしまった。前半の余計な動きステップが影響したのではないかと。上半身や肩周りは特にダメージなく、これは非常に収穫ありで次につながると感じている。

今回右のハムストリングの痛めた箇所に2本のテーピングを施した。スタートまでに少し剥がれてきてしまっていたが、結果的に、このテーピングは、これからもマラソン時は施した方が良いと考える。前の太もも合わせて、両脚やるべき。これは覚えておきたい。サポーターは買ってみたが、不要。血行が悪くなりそう。

心配していた脚の補強はうまくいった。
ところが、初経験の事態が発生した。それ35km過ぎてから急に眠気が襲ってきたのである。走っている途中に眠くなることなんてあるのだろうか?
その時走りながら、これはもう無理!とにかく何か食べないと!と心の中で呟いてました。

そりゃ、35kmまで何も食べずに、水も2杯くらいしか飲んでないことからガス欠状態は明らかで、次のエイドが出てくるのをなんとか走りながら待ち侘びたわけで。よくよく考えるとたぶんこれがお昼12時くらい、朝ご飯おにぎり2個食べたのが朝5時。なんと7時間経っていたではないか。しかも食べ物何も携帯せず走っていた…。そして、人が混み混みで全く途中の給食に気づかず、開けた道を狙って走っていたから、これはもう経験不足以外の何ものでもない。

さて、どのくらい走っただろうか、ついにあった!念願の給食場が。まず塩キャンディを3個ほどいただき噛み砕いた。そのあと、黒豆かな?入っているカップケーキを2個、立ち止まって歩きながら貪り食らうこと、1分から2分、喉が詰まって、給水アクエリアス。少し回復したような気で走ったが、まだフラフラ感がなくならないので、今度はなんと炭酸のコーラ!を見つけてコップ2つガブ飲み、ゲップが出て、その後もうしばらくしてスプライトを発見!これも2杯飲んで最後の歩きながらの給水。結果的に三回も立ち止まって、歩きながら飲むをやってしまった。これは今後絶対にハーフ越えたすぐにやろう。いや、たぶん前半の混んでる時に、食べた方がいい。

給食が27kmから37kmまで無いのに気づいていなかった

このことから、次のマラソンの時は、レストの時間は30秒立ち止まって食べて、飲み物を飲みながら30秒歩いて、ゆっくり走り出す30秒、1分半で後半のハーフを4:55/kmで乗り切るための準備に充てよう。あと、やっぱりゼリーと何か甘い食べ物をポケットに入れてスタートしよう。

フォーム、走り方はどうだったか?

正直、自分の走っているところを見たことがないので、あまり分からないが、今回走っているところの写真を少しだけ見つけたので確認すると左脚の上がりが比較的弱いように見えた。足の設置の位置は体の真下になっているように見えるので良さそう。

ただし、感覚だが、後半の坂の上り方がイマイチだった気がする。いつもようにテンポ良く脚が回転しなかった。これは反省。皇居4周くらいして5周目、6周目の坂を1、2回経験することにしよう。今年中に。

心肺はどうだったのか。

心拍数は160ほどで前半走っていたようだ。NIKEアプリの数字はアテにならないが。160は普段よりも高い。普段は150前半。辛い感じはなかったが、これが本番のレースでのハイテンション、ハイボルテージなのだろうか。
ただし、後半はペースが落ち、130を下回り余裕であったため、心肺に関してはフルマラソンに耐えられる仕上がりになっているようだ。

マラソン、特にフルマラソンは、経験とメンタルが大きくものを言うことを感じたし、練習も嘘をつかないことが良く分かった。

今回、2週間前にハムストリングを痛め、ほとんど走らなかった。今後も1週間前は軽いジョギングを1日40分程度すれば十分かな。逆に走らない方が良さそう。もちろん普段のロング走はこれまで以上必要。

夏の走った後にコーラを飲むのが楽しみだったけど、炭酸をガブ飲みするあれは必要だし、今後もコーラはハーフ、30kmくらいで飲みたいなあ。でも、普通の大会じゃあ無いよねえ、コーラ。持って走るわけにもいかないし。

ということで、長くなってしまいましたが、これが私の初マラソンであった大阪マラソン2023から得られた教訓の一部でございます。


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でわまた!楽しいランニングライフを!

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