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心にあいた穴のふさぎかた

冒頭からなんですが・・
20数年ともに過ごした唯一の親友が
40代半ばにして亡くなった。

人生の半分以上を過ごした親友
かといって毎日遊んでいたわけでもなく
長い時には2,3ヶ月連絡をしなかった時もある。
それでもあった時には
「久しぶり!」でも「元気やった?」でもなく
ごく自然と昨日会っていたような感覚になる。
兄弟のような感覚というのか・・

彼がいたから今の自分があり
どこかで彼の背中を追いかけていたのだと思う。
突然の別れにポッカリと心に穴があいている。

なくなって2年がたとうとしているが
この穴を埋める方法が見つからず
この穴を埋める新しい代わりも見つからない。

同年代や年上の方々からはアドバイスをもらえる。
新しい趣味を見つけたら?
いったこともない飲み屋にいってみたら?
でもやはりどうしてもその穴は大きく
埋まらないまま2年という月日が過ぎた。

そんな時
子供にこんなことを言われた。

「埋めなきゃダメなん?」

子供がよく考えずに発した言葉だと勘違いし
少し感情的になりかけましたが
続く子供の言葉に
どんな大人からのアドバイスよりも
救われ、そして教えられました。

自分がもし死んでしまっても
友達の心の中で生きられたら嬉しいと思う。
そんでその心に穴があいてたら
たまに覗けるし覗いてもらえるし
寂しくないから穴をふさいでほしくない。
ふさいじゃったら心の中で生きられなくない?


#子どもに教えられたこと #人生 #親友 #心友

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