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ストレッチポール系アイテムで反り腰は改善するのか!?


この記事は
・ストレッチポールを使ってどのようなエクササイズをしたら良いかわからない
・反り腰を改善させたい
・ストレッチポールって効果あるの?
という悩みがある方に向けて書いています。
*今回の記事の中に出てくるストレッチポールという用語は、公式のストレッチポール以外(いわゆる筒状のエクササイズグッズ)も含めた意味で使用しています。
エクササイズの方法や考え方など、ストレッチポール(公式)の仕様とは異なる場合がありますのであらかじめご注意ください。
ストレッチポール公式HPはこちら↓
http://stretchpole.com/

こんにちは。
私は理学療法士としてリハビリに従事しながら、エステサロンでコンディショニングの施術をしています。
ストレッチポールとは、身体のコンディショニングやエクササイズの際に用いられることが多く、私自身も病院勤務時代はよく使っていましたし、自宅にも一台おいて自分のコンディショニング用として重宝しています。

ストレッチポールは、最近ではその類似品も多くあり、安価で購入できるものも増えてきています。

そのためか、一般の方でも「ストレッチポール持ってる!」という方は増えてきているように思います。

ですが実際持っている方に使い方を尋ねると「乗っているだけです、、、」と答える方も多いのが現状です。

個人的にはストレッチポール系のアイテムは非常に使いやすいものだと思うので、「乗っているだけはもったいない!」と思ってしまいます。

もちろん、乗っているだけでも効果的なことは間違い無いのですが、さらに効果的にするためにはストレッチポールを使用したエクササイズを行うことをオススメします。

「エクササイズ、、、難しそう、、、」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、エクササイズと言ってもすごく簡単なもので大丈夫です。

ご自身の姿勢に合わせた運動を選ぶことで、より効果的に姿勢の改善や身体のコンディショニングを整えることができます。

・整体やマッサージなどに行きたくても行く時間やお金がない
・受けた施術の効果を長持ちさせたい


そのような方にとって、今回の内容はとても役立つものになると思います。

今回は姿勢ごとにオススメのエクササイズを3つ紹介していきます。

第一回は反り腰編です。

「私は反り腰だな」という方は、ぜひこの先を読んでください。

もし「ストレッチポールを持っていないよ」という方がいらっしゃれば、タオルを用いた、擬似的なストレッチポールを使用してもOKです。

では早速、本題いきましょう。

反り腰の人がストレッチポールで意識する姿勢のポイント


反り腰の方の特徴は、当たり前ですが腰が反っていることです。腰が反る原因の1つとして、骨盤が前に傾くことが挙げられます。反り腰や腰の痛みなどの程度によりますが、骨盤の前への傾きを考慮しながら、エクササイズを行うことが怪我や身体の不調を未然に防ぐことに繋がります。

反り腰の方がストレッチポールを使用して、まず意識して欲しいことは「腰の過剰な動きが出ないように」する必要があります。

そのため、ストレッチポールに乗るときの姿勢は、膝を立てて、腰が反りすぎないようにしておきましょう。

膝を立てることで、骨盤が後ろに傾くようになり、腰が反ることを防いでくれます。

ストレッチポールを使った反り腰改善エクササイズ①呼吸を整える


呼吸と言うと、エクササイズに感じない方もいらっしゃるかもしれませんが、それは間違いです。

呼吸運動も立派な運動です。

なぜまず呼吸から意識するのか。

それは、落ち着いたゆっくりとした呼吸運動によって、横隔膜という呼吸にもっとも重要な筋肉が働きます。

横隔膜は、それ単体で働いているわけではなく、そのほかの筋肉(いわゆるインナーマッスルと呼ばれるもの)と連動して活動します。

つまり、呼吸運動はインナーマッスルを活性化させるために非常に有効なエクササイズだと言うことです。

さらに、呼吸運動によって肺に空気が入ることによって、肺を囲んでいる「胸郭」も同時に動きます。

胸郭は背中の骨である「胸椎」についており、背中の動きを制限する要因の1つにもなります。

反り腰の方は、腰が反っていることで、背中も同時に反りやすく、肩が上がり胸郭が硬くなっていることが多いです。

胸郭が硬いままでは、腰の反りを戻そうとしても、胸郭や背中の硬さが邪魔をしてうまく動いてくれません。

胸郭の動きを引き出すことによって、反った腰が元の位置に戻りやすくなります。

そして胸郭を動かすエクササイズは様々なものがありますが、最も簡単に行えるのが呼吸運動なのです。

ストレッチポールを使った反り腰改善エクササイズ②肩甲骨の運動


呼吸の次に行いたいエクササイズは肩の骨である「肩甲骨」を動かすことです。

先程の理由と共通するものがありますが、肩甲骨と胸郭も関節があり、胸椎ほどではありませんが、動きが連動しています。

とくに反り腰の人は、同時に背中も反っていることが多いので、肩甲骨の内側に力が入って抜けなくなっている場合が多いです。

そのため、運動方向としては、肩甲骨を前に出すような動きを意識して動かしていくことで
、より効果的な運動が行えます。

肩甲骨を前に動かす運動は、
「腕を顔の高さぐらいまで上げる」
「そのまま腕を天井の方に向かって伸ばす」

という動きで行うことができます。

より筋肉の伸び縮みを意識する場合は、
「腕を顔の横まで開く。このとき肘は伸ばしておく」
「肘は伸ばしたまま、顔の前で手を合わせるようにする」

この動きを繰り返すと効果的です。

ストレッチポールを使った反り腰改善エクササイズのコツ③脚の付け根の運動


最終的には骨盤の前への傾きを修正するために、後ろへの動きを入力していくと効果的なエクササイズになります。

一番簡単なものとして、膝を立てた状態からの足踏み運動が、骨盤の後ろへの傾きの動きを促しやすいです。

このとき、片足が浮いてしまう分、姿勢が不安定になり背中の筋肉が過剰に働いてしまう可能性もあるため、脚を動かすエクササイズを行なう際はゆっくり行い、ふらつく場合は無理せず他のエクササイズを行なう方がいいと思います。

中には不安定な状態で頑張らせた方が、エクササイズの効果があると思っている方がいますが、難易度の高いエクササイズは、身体の癖を強めて使いやすくなるため、反り腰の方であればより腰の力を強める要因になります。

「無理をしない」が鉄則です。

反り腰の人はストレッチポールのエクササイズは有効です!
今回は、反り腰の人がストレッチポールでエクササイズを行なうときに、より効果的になるポイントをお伝えしました。

より具体的な方法などに関しては、今後動画にてわかりやすくお伝えしようと思います。

お楽しみに。

他の姿勢での注意点も今後発信していきます。

noteの内容に関してリクエストが有ればドシドシお待ちしてます!

ではまた。

最後に私がお手伝いしているエステサロンを紹介します。


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リブラガーデンでは、あなたの姿勢を評価し、どこに負担がかかって、どのような身体の使い方の癖があるかを評価し、あなたに合わせた運動の方法やダイエット、美容に関するサービスを提供しています。

私も定期的にサロン(京都、大阪ともに)へ出勤しています。
もし興味があればご連絡ください。


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